【小説】お龍としま爺 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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アメブロではないサイトの話である。

もう2年ほどそのサイトには足を踏み入れていないし、まだ覗きもしていない。


私がそのサイトに滞在していたのは、実質3ヶ月。


しかし、私・しま爺とお龍さんとのやりとりは、最後の1ヶ月くらいは、そのサイトの話題のトップを飾って?いた。


お龍さんは、性別不詳、年齢不詳の人物で、お龍以外にも、舞ちゃんというハンネを持っていた。
が、サイト管理者からコメントなどが不適切であるとされ、舞ちゃんは消えた。
その後、舞ちゃんは何十というハンネを使って、主に私に攻撃などをかけてきた。

お龍さんというハンネも、サイト管理者に目をつけられたらしく、★竜などずいぶんハンネには苦労したようだ。



ただし、お龍さんが一番馴染みある名前なので、私はお龍さんというハンネで話を進めて行こう。



お龍さんは、小学生の男子から、女子高生、三十路のマダム、さらに仙人に至るまで、二十面相などよりはるかに多くの顔を持っていた。


が、私に限らず、見ている者の大多数がお龍さんと分かる記載をする。


これは、ある意味すごいことである。



私は、会社のはけた後のスレ・レスだけだったが、お龍さんは1日の大半を、そのサイトのためにさいていた。


つまり、そのサイトは生き甲斐だった。
いや、人生そのものだったのかも知れない。





うなぎ観察日記を書いていて、つい懐かしい思い出に浸った。



























まあ、お龍さんと言っても、女性とは限りませんがね。