人命は地球より重いのです。
しかし、未来の日本人は、過去の苺1個ほどには重くありません。
苺物語には、こんな場面が出てきます。
彼女とデート中に、公園で二人は無言の恐喝を得、黙って男は金だかカメラだかを見知らぬ男たちに与えます。
一方、セクシーさで有名になった9.5では、暴漢を二人が力を合わせて撃退します。
その後の、雨の降りしきる中での二人の行動は、日本上映の際にはかなりカットされてしまいましたが。
確かに、苺が講堂に集まって床を叩く場面は感動ものです。
が、苺はその後の現実を知りません。
と言っても、若い方には何の話か分からないでしょうね。
まあ、昨日と明日の違いが分からなくなった、ボケ爺のたわごととでもお考え下さい。
しかし、これって、ちょっと前なら捕まってしまう内容ですし、最悪の場合、少し未来でも、独房に入れられてもおかしくない内容です。
秦の時代になりますが、焚書(ふんしょ)と言って、気に入らない書物は灰にされたことがありました。
それほど昔ではなくても、私が若い頃は、文化財(文化罪?)を、一部の例外を除いて、かなり徹底的に破壊したりもしていました。
まあ、今も、一部では続いていますがね。