拝啓 I.O様
はじめまして。
突然かようなお手紙を出す非礼を、まずはお許しください。
私はO.Iと申す、働き蟻の1匹でございます。
突然、このようなお便りを出しましたのは、他でもありません。最近の貴殿の指揮に関して、いささか気になることがあり、働き蟻としてはなかなか素直に毎日を過ごせないため、ぜひご考慮いただきたいことがあり、筆をとったしだいです。
まず、貴殿が推し進めようとしている、隣の蟻塚との共同使用に関してです。
確かに、はるか以前から蟻が一つの仲間であることは知っておりましたし、またそうすべきなのかも知れないことは分かります。
が、あっしら働き蟻には、この蟻塚が生まれた家でごんすから、ちょっくら貸してくださんせ、と言われて、はいどうぞ、なんなら冬の保存食も食ってかまいやしませんや、とはならんのでごしゃりまするのごじょうはっかいとうへんぼく。
はっ。失礼いたしました。
興奮しますと、ついついお国言葉が出てきてしまいます。
しつれいかつれいこうれい、高齢社会にドーナツ化。
ドーナツ、どーなっているのよ、真ん中食べたし、中味なし。
さて、第二にお聞きしたいのは、時期のことでございます。
大変わがままであることは分かっておりますが、できれば爺が今の蟻塚で過ごしているうちは、本当のことを教えてくださいますな。私しは、“自分ちの蟻塚”という幻想の中で生きたいですから。
へい、おっしゃることは遠くから見ればわかりやすよ。ほんでもな、オラッちあたりじゃ、そんなことカンケイナイ。あっ。はしたないことを言いましたか。カンケイナイは隊語のガンケンナ~ィ じゃござんせんばのしろうさぎ。
あんたっちらにはゲームでも、蟻んこには目一杯きついんでごわすかわすけちらすくらす。
カロヤンカラヤンカリナンⅡ。
はあ、支離滅裂、意味不明になって参りましたので、これにて失礼をばさせていただきます。
軽愚。
いや、系倶でしたか?
O.I
補足
★
勘違いされていらっしゃる方もいるやも知れませんが、ここのところわけの分からぬことをグタグタ綴っている、へんな爺二人はアメブロだけの繋がりで、その他は、何ら関係がごじゃりませぬ。