何がゆとりであったのか。 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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ゆとり教育とかいうものがあった。

円周やら円の面積など、普段は使わない数字だから、3でいいや。

人類みな兄弟なのだから、地理の学習などいらない。パリがインドの中にあったっていいじゃないですか。タイのお隣にドイツがあって当然です。地球はみなのもの。些細なことを言うでない。 それよりは、ゴミの出し方を覚えましょう。


戦争では皆さんにご迷惑をおかけしました。
だから、どんな名目であれ世界中の皆さんにお金をあげましょう。




そうです。

世界中の皆さんに、少しでもゆとりを与えてあげましょう。



はい、これを“ゆとり教育”と言いました。




ゆとり教育においては、土日完全休日になります。

ですから、余裕のある家庭の子どもたちは、学校で眠かったり、いじめられたりする時間が減り、塾のかけもちをして勉強をできます。


ですから、学校では先生の言うことを、なに遊んでいるのかなあと馬鹿にして、失礼!余裕を持って見られました。


これなども、ゆとり教育がなしえた長所でしょう。

ちなみに、学級崩壊という言葉も、ゆとり教育という言葉と前後して生まれたのです。



ゆとり教育で一番ゆとりを勝ちえたもの。


それは、猫ちゃんなのですが、その理由は国家機密でしょうね。




今日は眠いですなあ。

無事、家まで着けますように。