えー、昔、ひねた男ありけり。
もともとは、真っ直ぐ過ぎた故、ちいとでも曲がったことに気を病んで、せっかく作ってくれた階段を、自ら降りたばかりか、泥沼に足を突っ込んでしまったそうな。
へえ、この男、若い頃も、もう一つ同じようなことをしておるんですな。
島連合会会長が嫌で、一般会社に入っちまったから、この男、全国のそっちの世界に破○状が流されてしまっています。
なーんてね。
はははっ。
失礼。
だから、小説と断っているでしょうが。
さて、その馬鹿兄貴の後を継いで、弟とよくできた嫁さんが、家を守ってくれていますなあ。
で、この家は、ミニ美術館並に、あっちこっちに絵が飾られています。



なんと、トイレの中にも。

というか、このトイレ。
私の秘密基地より広いかも。
で、その中で気に入った作品が、

これと、これ。

あっ、最後のヤツは、オヤジの教え子が山頭火を真似て書いたやつですが。
ほかは、コピーじゃないようです。
ちなみに、裏庭に画廊か焼き物置き場を作るらしく、土日には弟一人で釘トントンやっているようですなあ。
焼き物は、多分今でも私のが上手いだろうな。
しかし、建物の方、素人の割に、まあ結構様になってきています。
