【小説】“ああ、神よ”の話 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

しま爺の平成夜話+野草生活日記

世間を少しばかり斜めから見てしまうしま爺さんの短編小説や随筆集などなど
★写真をクリックすると、解像度アップした画像になります。

神より亀が好きで、髪が気になる、これまた、あったようななかったような、とにかく眉唾のお話。



◆生活費くらいは、ということで銀行の通帳を渡した。
翌月に、引き落とし出来ませんの電話が会社に来た。





◆月々、定額を渡した。
あっちこっちから、カードの催促が来た。





◆長男と彼女が、真冬の公園で震えていた。






◆一つを救う為には、やはりもう一つは……。



本気で考えたことがある。
多分、神様とかでも、答えなんざでっこないのだ。





◆私も変わったものだ。
迷惑をかけてばかりであることは、相変わらずではあるが。






◆しかし、へんな人生だなあ。

キリスト教なんかでいう試練とかいうやつですかい。

はあ、私は煩悩があってこそ人間だと思うのですよ。

幸せとか、やすらぎとか。

これって、煩悩の最たるものでしょうね。






◆犬は犬、猫は猫なのかなあ。

まあ、あまりいい考えではありませんけれども。

しかし、これだけ現実を見せられては。







◆世の中には、確かにへんなことがありそうです。
頭では分かっても、どうもねえ。

感覚。いや、基礎的なところでね。






◆確かに、想像力のない場合には、相手の立場どころか、自分の言葉、行動の意味が理解できないのだろうなあ。






◆この歳になって、親から仕送りしてもらわないと、生活出来ませんよ。
なんと恥ずかしい。

いや、これは悲劇ではなく喜劇ですね。







◆一夜で使い果たした飲み代が、5年分の小遣いでさぁ。
へえ、さようで。

お笑いものですな。