6時頃テレビを付けた。
一瞬、声さえ出なくなる。
いまだに、私はあの日の朝の、テレビの映像を忘れられません。
これは現実なのか?
だったら、政府は、国は何をしている。
テレビの映像からだけでも、のっぴきならぬ状態であるのがわかる。
しかし、まだその頃は、ビルから立ち昇る煙も、さほど多くはなかった。
が、万単位の被害者が出ているであろうことは、私でさえ予想ができた。
何をやっているんだ!
被害地の映像ではない。
国は、どう動いているんだ!
そんな怒りのようなものがこみあげてきた。
ずっと後になり、アメリカ軍の救助依頼、自衛隊への指示等に関して、明らかにされてきた内容を知り、愕然とした。
もし、報道が正しいなら、人命よりポリシーが優先されたことになる。
薄ら寒くなった。
ポリシー如何で、人命をはじめとする被害の大小が決まってしまう。
これは、あの時の政権だったからか?
今は大丈夫か?
地球温暖化とか言っているが、今年の冬はそぞろ寒い。