【成人の日の制定】
祭日を繋げて国民の為にとの名目で作られた、休みを多く取りたい高級官僚の編み出した祭日。
一部の労働者には、負担が増加する。
→“ゆとり教育”参照
【ゆとり教育】
何を押し付けてもこなしてしまう、人と思っている猿を、本来の猿に戻すための戦術の一つ。
特に地理と数学力を下げることに絶大な効果があった。
名目上は、ゆとりの時間を増やし、家族団欒の時間を作ることである。
【楽しい地理】
ミカンの皮のむき方、捨て方、処理場の場所を覚えることが最重要とされる、新しい教科。
パリがインドにあろうが、ハワイは日本の国であろうが、それは些細なことであり、自分の身近を知ることが大切だとする宗教教育の一環。
確かに、現在の若者の地理力は、悲惨を通り越して笑いしか出てこない。これを“楽しい”と表現したものなら、教科書作製者も、なかなか洒落がわかるご人である。
【楽しい理科】
危険(マッチを使うのも、大変危険な作業であるそうな)なことは、すべて先生が行い、生徒は先生の失敗するのを見て、楽しく笑い転げる、やはり新しい教科。
多分これは、“理科”ではなく、大人を“理解”、または“愉快”の誤植だろう。
【楽しい算数】
扇形の面積などを計ることはないから不要、円周率の小数は面倒だから3とする新しい教科。
こうした教育の成果は、大学生で分数の足し算ができない、大物の若者を多数輩出している。
【成人の日情報】
現在の若者の現状を嘆き、視聴率を上げるための報道。
正月ネタの定番となった。
できるだけ荒れた画像が望ましく、整然と式がとり行われた大多数は無視される。