それは人とペットについての、ウィットに富んだ記事だった。
その中に、こんなことが書かれている。
神は自分に似せてDOGを創った。
また、人に似せてCATを創った。
前者は、英語で考えれば簡単だ。
神 GOD と犬 DOGは、文字を逆さにすれば、同じになるからだ。
ただし、後者が難しい。
で、はっと思った。
だじゃれが好きなのは日本人とユダヤ人だ(私が勝手に思っているだけ)。
だから、これは彼らの頭で考えてみよう。
さて、ユダヤ人の言葉である(ユダヤ教では神の言葉)ヘブライ語で人はアダムだ(アダムとは最初の男の名前として有名だが、人という普通名詞である)。
これを一部筆記体とブロック体を混ぜて書いてみると、だいたいこんな風になるはず。
★ヘブライ語は右から左に読む。

一番右が a の音。中央はd(これは筆記体ではない)、一番右がm(語尾は普通形と少し異なる)。
つまり、adm(ヘブライ語はほとんど子音表記)。
この a の横棒を削除して、並べ替えてみよう。

ほら、猫になっちゃった。
ちなみに、旧約には、神が土から人(アダム)を造ったとある。
これも、日本語や英語ではさっぱり意味をなさないが、ヘブライ語にすると、土の一部を取ると、人という文字ができることがわかる。
つまり、旧約はヘブライ語の文字の教科書でもある。

★このヘブライ文字は、見よう見まねですので、詳しい方、是非とも誤りなどご指摘をお願いします。
特に アレフ の記述が不安。Xに似た文字の書き順に誤りがあれば、教えてください。また、ダレットやメンフ、メンソフィートもこんな形でいいのか、いささか不安です。
よろしくお願いします。