弘法、筆を選ばず | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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ということわざがある。

でも、最近私はこの表現にたいへん疑問 を持つようになった。

おそらくこれは、



弘法も、筆を選ばぬことがたまにはある。


ではないかと思う。



やはり、ある程度の品質がないと、上手い字は書けても、言葉を無くすほどのものを書くのは難しいだろう。



ところで、弘法大師の直筆が、奈良辺りのお寺に残っている。


正直のところ、わたしには昨日あるブロガーさんがエプロンに書いた字のが、はるかに上手いように見える。



私の目がおかしいのか、弘法大師がたまたま粗悪な筆か、木の先を削って書いたものなのかの、いずれかに相違ない。



料理は、素材がよければ、3割は美味い料理ができたようなものかもしれない。


しかし、文字や絵はそうはいかない。