
いやあ、どれほど行っていないでしょうか。
社会人になって1年目、半年もしない内に、憧れの東京から、また地元に転勤逆戻り。
そこで“温泉愛好会”の人たちに飛び入り参加して、2ケ月に1回くらい那須・塩原あたりの温泉を巡っていたこともありますが、今はさっぱり。
たぶん、10年とまでは行かなくとも、相当長い間行っておりません。
おそらく最後に行ったのは、福島県のいわき市というところにあるハワイアン・センターでしょうか。
いや、まてよ。
あそこのお湯は沸かしているかも知れませんから、温泉ではなくて鉱泉、あるいは単なるお風呂かも知れませんが。
とにかく、プールでは髪の毛が引っ付いたのを覚えていますから、相当昔ですな。
ところで、日本は世界有数の温泉国です。
まあ、これはあたり前ですね。国土全体がストーブの上に乗っているようなものですから。
今の日本では、温泉があって当たり前の雰囲気があります。
しかし、かつての日本や世界全体を見ると、温泉が大変貴重な存在であることがわかります。
古い書物には、聖徳太子が四国に湯治に行く記事が載っています。
この時代には、温泉は極めて珍しい存在であることが、書物から読み取れます。
また、日本中に広がる空海の水源話の一部には、温泉がらみもあるでしょう。
海外では、温泉は医療用であることが多いように思われます。
いや、海外で温泉というもが何なのかを知っている人たちは、それを知らない人たちより、はるかに少ないでしょう。
ましてや、温泉に入ったことがある人は、ほんの一握りにちがいありません。
とにかく、海を見るどころか、“海”という言葉さえ知らない人たちがたくさんいるわけですから。
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