
スポーツなどの試合に勝ってガッツポーズをする。
まあ、これはありでしょう。
とはいえ、剣道の試合でガッツポーズをしたがために勝ちが取り消されたり、相撲会のご意見番からお灸をすえられる、という話は聞いたことがあります。
ある程度勝敗がはっきりわかるスポーツでさえ、実はこのように勝敗に固守したり、勝利の美酒に酔ったり、喜びを全面に出すことに否定的である場合があります。
ましてや、国と国、人と人との関係において、勝負の結果に一喜一憂することははばかられるべきでしょう。
しかし、現実は違います。
だいたいにして、人生において、勝った、負けたはないはずでしょうから。
ごくごく限られた方を除けば、ほとんどの人は、自分の目の大部分を外に向け、自分もその人たちも生きる道を模索し実行できるほど、物理的にも精神的にも豊かではありませんし。
勝負とは自分との闘いでもあります。これに勝ったなら、ガッツポーズぐらいしてもいい気がします。
残念ながら、まだ、私には経験がありませんがね。