音羽養蜂堂?18

>■英バンド「ピンク・フロイド」、EMIに裁判で勝訴 (ロイター)

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http://www.news-service.ne.jp/tn/mailto_jump.cgi?fg=1&pg=243&ct=5&nid=300839

TheNews 3月12日より


 コンセプト・アルバムとは、ある一定のテーマまたは物語に沿った楽曲によって構成されたアルバムでして、一曲が20分以上だったり、曲と曲の間にS.Eが入るなど連動性を持たせていることもあります。

 有名な作品としては、The Beatlesの「Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band」や今回訴えをおこしたPink Floydの「狂気」、「The Wall」。
 個人的なおすすめにはAlan Parsons Projectの「怪奇と幻想の物語」、「運命の切り札」やStyxの「Paradise Theater」などがあげられます。

 記事にあった、コンセプトアルバムの芸術的統一性を保護するとして、Pink Floyd側の訴えを認めた今回の判決については、トータルで一つの世界を表現しているものから、一部を切り取って販売するというのはどうなんだろう?と思う自分としては、妥当なものだと思います。

 ちなみに、日本の場合はシングルを何枚か出してからそれらを収録したアルバムを発表するケースが一般的(アメリカはアルバムからシングルカットしていきます)でして、特に最近は、売り上げの減少からか、発売が2~3年間隔が空いて半分くらいがシングル曲という、ベスト盤と変わらないのでは?というのも増えていていて、将来はCDはシングルのみで、アルバム自体がなくなるということも…。

 ではでは。