特攻花
今日は稽古前に写真展に行ってきやした
「特攻花」写真展
特攻花ってゆーのは天神菊(テンニンギク)のことで、喜界島に無数に咲いてる花なんだけど
当時の特攻隊員たちは沖縄に向けて出撃するときに
滑走路に咲く無数の特攻花にいろんな想いを込めて飛びたって行かれたみたいです
今は平和を願う花とも言われとるんです
写真家の仲田千穂さんは19歳の時から8年間、その特攻花を撮り続けてる方で
写真からは仲田さんの想いが伝わってきました。
前に出演した『オサエロ』という舞台にこんな言葉があります
「そうだ。喜界島を通るとき天神菊落とそうぜ。」
「前に出撃して行った特攻隊の先輩たちが喜界島に、もらった天神菊を落としていったらしい。その種が今咲いてるんだって。」
「天神菊も恋したんだな。それで子供が出来たんだ。その花は俺たち特攻隊の恋花なんだ。」
写真展で特攻花を見ているうちにこの台詞が頭から離れず、俺は涙をこらえることが出来ませんでした。
特攻隊員たちの想いや見送った人達の想い、その島で今を生きている人達の想いがすべて写真に描かれていて
とてもストレートに感じることができました。
最後には写真家の仲田千穂さんともお話することが出来て
ほんとにとても良い時間を過ごすことができたと思ってます
次回個展を開かれるときもまた足を運んでみたいな
「特攻花」写真展は24日まで(あっ、もぅ今日になってもぅた)八重洲ブックセンターでやってるよ
入場無料なので、時間があって興味を持ってくれた人は是非行ってみて
マジ感動するから
さて、明日も稽古です
特攻隊員たちの想いを胸に、今日も全力でがんばってくるぜぃ