U20W杯コロンビア戦を見て ~ポルトガル少年サッカー育成現場から~ | ヨーロッパ少年サッカー育成事情~ポルトガルクラブに所属する息子の活動から~

ヨーロッパ少年サッカー育成事情~ポルトガルクラブに所属する息子の活動から~

2021年より、ポルトガルのクラブに入団し活動している11歳、8歳の息子たち。彼らの活動からヨーロッパの少年サッカーの現状と日本との違いなどなどを子どもたちの記録とともにお伝えしていきます!自身も日本でコーチとして活動していたので、気づくことが山ほどです。

 

  改めて日本サッカーを観て感じた差

 

 

開催中のU20ワールドカップ

日本の第2戦コロンビア戦は残念ながら逆転負けでしたね。

日本では、昨日の早朝が試合時間だったかと思います。

 

 

さて、

先日のブログでプレーの「ファーストチョイス」について触れましたが、それを読んだ後でこの試合を見た方、どうだったでしょうか?

(この記事↓↓↓)

ファーストチョイスはとにかくコレ!! ~ポルトガル少年サッカー育成現場から~ | ヨーロッパ少年サッカー育成事情~ポルトガルクラブに所属する息子の活動から~ (ameblo.jp)

 

 

 

 

 

 

 

 

私には、まさにコロンビアと日本とでファーストチョイスに違いがあったように見えました⚽

 

 

 

マイボール又は自分がボールホルダーになった時に

 

・コロンビア 

 ⇒意識がとにかく。特にスピードを一気に上げてドリブルで仕掛ける。

 

・日本

 ⇒まずはボール保持、横や後ろへのパスが極めて多く、スピードが上がらない印象。そうこうしているうちにサイドに追い込まれたり、1対3の状況など囲まれてしまって縦に蹴りだし厳しい状況になる。

 

という両者の印象でした。

 

 これがまさに身に染みてしまっている「ファーストチョイス」の差なのかな、と感じました。

 

 

 

 特に、日本のプレーはとにかく縦へ行けないという印象がかなり強く、攻め慣れていないのかな?というくらい縦への意識が少なく見え、かつ、「ボールロストしない」という否定的な意識が先行し、どうしても判断が一つ二つ遅く見えました。

 

(「人間の脳は否定的なコトは理解できない」とは、このブログのとおりです👇)

想像以上に大切な選手たちへの声掛け⚽ ~ポルトガル少年サッカー育成現場から~ | ヨーロッパ少年サッカー育成事情~ポルトガルクラブに所属する息子の活動から~ (ameblo.jp)

 

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 先のワールドカップではドイツ戦、スペイン戦と逆転勝ちを収めましたが、この結果に結びついたのは、まさにすでに海外でプレーしている選手たちへの前、又はシュートへの意識の強さがもたらしたモノだったのかなと思います。

 

 

 特に、幼少期から欧州でプレーしている久保選手は「持ったら仕掛ける」という意識がかなり強く見えます。ゆえに判断が早く見える印象ですね。

 

 

・ファーストチョイスの重要性

・どうすれば子どもたちの判断を早くすることが出来るか

技術面だけでなく、こうしたことを考え、育てていくのも育成段階の重要な要素の一つだと感じます。