私は新しい人に会う時、
新しい集まりに行く時、
あまり緊張したりしません。
先日、ヨガの生徒さんに
「どうしたらそうなれるのてすか?」
聞かれ、
「はて、どうしてだろう?」
と考えてみました。
私は反対に、
皆様かなり緊張されることが多いのだなぁと
驚かされることが多いのですが、
考えてみたら昔の私も
新しい人の集まりに行くのは、
緊張して、苦手だったことを
思い出しました。
苦手な理由は人それぞれあると思いますが、
人づきあいが比較的苦手だという人たちと
話していて気がついたことがありました。
それは一つの大きな要因は、
「人が好き」
だということ。
私は基本、人が好きだと思います。
でも、うちの夫などもそうですが、
人付き合いが苦手な人というのは、
人にあまり興味がないという人が
多いのではないかなと思います。
その人が悩んでいなければ、
それはそれでかまわないと思うのですが、
「基本人が好き」
なのか
「基本人が嫌い」
なのかは大きな違いを生み出すように思います。
好き、嫌い、という表現は
もしかすると少し誤解を生むかもしれません。
「人は仲間だ」と思っているか
「人は敵だ」と思っているか
の方が良いかもしれません。
人を仲間だと思えていれば、
その人を怖がる理由がありません。
現実は、自分が信じていること(顕在意識よりも潜在意識で)が、
投影されているものですから、
「人は仲間」と思っていれば、
人は仲間として映し出されます。
「人は私を傷つける敵」と思っていれば、
人はあなたを攻撃する敵として映し出されます。
仲間のAちゃんが通り過ぎた時、
あなたが「おはよう」と言ったのに、
Aちゃんは通り過ぎてしまったら、
「あれ、聞こえなかったのかな?」
と単純に思うでしょう。
でも怖いと思っているBさんが通って
あなたが「おはよう」と言ったのに、
Bさんは通り過ぎてしまったら、
「あ、無視された…」
と思うかもしれません。
世界はそんな感じに、
その人のフィルターを通して解釈されています。
そして、さらに言えば、
「人は仲間」と思っている人は、
自分自身が自分の最高の仲間になっています。
「人は私を傷つける敵」と思っている人は、
自分自身が自分を傷つけ続けています。
そして更にさかのぼれば、
「基本人間が好き」=「基本自分が好き」
「基本人間が嫌い」=「基本自分が嫌い」
なのです。
もしあなたが人付き合いが苦手だなと思っているのでれば、
まずは自分自身を大好きになるところ
から始めてみると良いかもしれません。
あなた自身を大好きになるには、
あなた自身に最高に親切にしてあげるとよいでしょう。
私は以前、講座の生徒さん達によく
「理想の彼氏」の話をしていました。
自分が自分の理想の彼氏だったらかける言葉を
自分にかけてあげるのです。
あなたの顔を見た時、
理想の彼氏は、
「お前今日もブスだな」
なんていいません。
「〇〇ちゃん、今日もとってもかわいいね」
と言います。
あなたが何かを欲しいと思った時、
理想の彼氏は、
「お前にそれを買うような価値はないよ。
もっと安物がお似合いだ」
なんていいません。
「そうか、君はこれが心から欲しいんだね。
だったら、これを君にプレゼントするよ」
と言います。
あなたが誰かにひどいことを言われて泣いている時
理想の彼氏は、
「やっぱりお前は駄目だな。本当に嫌われ者だ」
とは言いません。
「悲しかったんだね。それは落ち込むよね。
好きなだけ泣いていいよ。
でも〇〇ちゃんは本当に素敵だってことは分かっていてね。
僕は本当に君が大好きだよ」
と言います。
さて、あなたの中にいる「彼氏」は、
毎日あなたにどんな言葉を投げかけていますか?
今日のお話は一つの側面で、
他にも色々とありますが、
長くなるので今日はこの辺で。 |