私たちは伊勢に向かいました。
神社好きと勘違いされるけれど、
用事（お仕事）がなければ、
普段は崇敬神社と地神社以外には
殆ど新たな神社に行くことはない私。
特に大きくて人の多そうな神社は
なんだか観光地のようなイメージがあって
観光地苦手な私は倦厭してしまう
伊勢神宮も実はそうでした。
…が、宗像大社がそうだった様に、
様々な意味で
私のイメージは裏切られました。
下宮では、嬉しい驚きと感動が、
内宮では、疑問と悲しみが、
そして瀧原宮では、
なんとか一応やるべきことを
終えられたように思います。
内宮と瀧原宮でのことは
書けることがほんの少しになってしまいますが、
二見興玉神社と外宮のことを中心に
伊勢記を残しておこうと思います。
特に外宮は、
とても良い意味で期待を裏切られました
初めて訪れた神社で、
しかも人が沢山いる中、
参拝している最中に
あそこまで胸が喜びに震えたことは、
これれまでになかったと思います
これは単なる私の忘備録ですが、
ここに今回のキーワードを記します。
八咫烏 豊受大神 天橋立 羽衣 稲穂
天照大御神 天宇受売命
最初は、二見興玉神社へ。
【所在地】三重県伊勢市二見町江575
【主祭神】猿田彦大神 ・ 宇迦御魂大神
車に飽きた子供達は
青い空と青い海にテンションマックスで、
全速力でかけて行きました。
参道脇にあった賽日館。
とてもカッコよくて、
思わずカメラを向けたけれど、
逆光とカメラマンの腕が悪く、
格好良さが伝わらず…
私の住む福岡にある糸島には、
裏伊勢と呼ばれている場所があり、
二見ヶ浦に夫婦岩があります。
だから、本家はどんなだろうと
以前から興味を持っていました。
糸島の夫婦岩よりはコンパクトだけれど、
ものすごく海岸に近くてビックリしました。
二見興玉神社には、
境内入って一番手前にある岩窟に、
宇迦御魂大神(=豊受大神)を祀った
「天の岩屋」というお社があります。
実はこの時に
後々必要になる大きなヒントがあったのに、
私はそのことに気づかないまま
お詣りをして通り過ぎました。
夫婦岩は古来より日の出遥拝所として知られ、
沖合にある神の依り代となってきた
猿田彦大神の興玉神石の鳥居
であるとも言われているそうです。
Rがしきりに
ここ初めてじゃない気がする…
とつぶやいていたのが印象的でした。
私もそんな気がしました。
そして、ここにも
ヤタガラスを思い出させるような
鳥がいました。
ヤタガラス…
下鴨神社から続ているヤタガラスの合図。
でもそれが何なのかもその時は
わからないまま、
私は二見興玉神社での禊を終え、
外宮に向かいました。
外宮に近づくと、
何故か神社周りにはものすごい
交通規制がかかっていました。
お伊勢さんは三元日を過ぎてもすごいねぇ
とのんきなことを思いながら車を走らせるも、
少し離れた場所に車を停めれるような
コインパーキングもありません。
仕方なく、
その日泊まる予定の宿（外宮近く）に電話して、
車を先に停めさせてもらえるかを確認した時、
無知な私たちは
ビックリすることになりました…
この交通規制は、
安倍総理大臣が外宮を
参拝しているかららしい…
ものすごいタイミングです。
（って、私たちが知らなかっただけで、
きっと多くの国民の皆様が知っている
）
夫に先に車から降ろされた子供達と私は、
着くころには総理大臣の参拝も
終わっているだろうと思いながら、
歩いて外宮に向かいました。
ところが着いてみると、
私の予想に反して、
総理大臣はまだご参拝の真っ最中。
一般人は中に入れない模様。
すると息子達がスルスルと木の間を抜け、
ある場所に陣取りました。
なんと神宮側の規制が
かかっている場所の最前列。
ええーっ
とおもいましたが、
何故かやたらフレンドリーな警察官の方々が
Rの周りに集まってきて、
話しかけてきてくれました。
いきなりRに警棒を持たせたりしてくれたり、
手錠まで見せてもらったり
おまけにRとJJは、
その場所で規制範囲を示すロープ
を持つお役目を与えられ、
私はそこから動けなくなってしまいました
続きます…
いつもありがとうござます。
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