みなさん、こんにちは、スピリチュアル ディレクター(スピリチュアル カウンセラー)のイェシュアです。

 

四月第三週も後半戦を迎えました。みなさんはいかがお過ごしでしょうか?幸福な春の日々を、みなさんが満喫していることを切に願います。

 

それでは今日は、「禅やノンデュアリティが目指すもの」について、お話ししようと思います。

 

「禅やノンデュアリティが目指すもの」、それは悟りです。悟りとは、「今、目の前に現れている存在の一切をただ味わい、楽しむこと」です。

 

人生とは苦しみです。それは、私達が私達の自我に囚われて生きているからです。自己中心性を本質とする自我には、常に、怖れ、不安、苛立ち、不平不満、欲求不満があり、そこには常に不幸があります。禅やノンデュアリティは、私達の視点を、「今、目の前に現前している存在そのもの」に向けることによって、自我を超越し、自我を俯瞰して生きることを教えます。そして、ベートーヴェンの「喜びの歌」のように、「存在そのもの」の本質は喜びであり至福です。私達の視点を「存在そのもの」に向けることによって、私達は不幸そのものである自我の世界を超越し、「今、目の前に現れている存在の一切をただ味わい、楽しみ」、幸福の内に存在することが出来るのです。禅やノンデュアリティが目指すもの、それは自我を超越し、自我を俯瞰して、幸福の内に日々を生きてゆくことなのです。「今、目の前に現れている存在の一切をただ味わい、楽しんで」生きることなのです。

 

一難去ってまた一難、人生は生易しいものではありません。しかし、人生という困難の中にあっても、「喜びそのものである存在そのもの」に目を向けることによって自我を超越し、幸福の内に日々生活してゆきたいものです。

 

それではまた:)

 

イェシュア