やりたいと思います。
きょうはとても悲しい日です。
今朝からあの泣き声が聞こえてこないのです。
やっと楽になれたのでしょうか?。
夕方から降りだした雨が、悲しみの涙のようにとめどもなく
私の心を濡らします。
重い病気でやせ細っていたご近所の犬のランちゃん(シベリアン
ハスキー)が、ここ一週間ばかり「ワーン、あーんあんあんあん、
ワーン、えーんえんえんえん」と、哀しそうな鳴き声をあげるので
す。それは朝となく昼となく夜となく、、、、すこしまどろんではま
た泣きはじめるのです。
地の底からうめくように
哀しみをたたえた叫びのように
痛みに耐えているかのように
自分の命の終わりを悟った
うめきな声なのでしょうか。
もともと犬の吠え声には絶望のひびきがこもっていると言われて
いますが、私はこれまであのような絶望的な哀しい犬の鳴き声を
聞いた事がありません。その声を聞くたび胸が張り裂けそうにな
って涙がとまらなくなってしまいました。
抱きしめてやりたい気持ちにかられながらも一度も抱きしめてや
ることが出来ませんでした。昼間留守にしているランちゃんの家
族の変わりに時間があればたびたびそばにいてランちゃんと共
に悲しみの涙を流すことしか出来なかったのです。
私は人間である前に犬と同じ生物の一員だと思っています。
ただ本能のままに悲しみの声を上げながら死にゆくことが出来
るのだろうかと・・・。流れる涙を抑えることが出来ないまま、
いま、ふとそのようなことを考えてしまいました。
