毎日の家事のなかで一番楽しんでするのは台所に立つことで
す。食べることは生きることの原点、命を養う日々の食事作りは
質素な献立でも、大切な創作の場です。
季節の移りを感じて、色彩にも心を配りながらの調理は味付けも
さることながら、下ごしらえも美味しさの大切な要素のひとつで
す。
一日のうちで何度も使う包丁、切れ味で料理の味も違ってくるの
で、包丁にはこだわりがあり、長い間、鉄包丁を使っている。
鉄包丁は錆びると切れ味が悪くなるので、時々砥石にかけ研ぐの
ですが、最近それを怠っていたことに気づいて、きょうはせっせと
包丁を砥ぎながら、いつか耳にした「新たに砥石(けい)より発
す(精神を砥石にかける)」、という言葉が頭をよぎりました。
研ぎあがった包丁の光沢に目をみはりながら、さっそく切れ味を
試すと、なんと、よく切れるではありませんか。
私の鈍った精神も、包丁のように砥石にかけなければ、このまま
錆びついたままで、、、、何とかしなければ。
気持ちはあせるものの、さて、どのように研いでいいものやら・・・
