昨夜というのか今日というのか、深夜3時半ごろ目が覚めて、
しばらくボーとしていたら、庭のほうから、雨だれの音が聞こえて
きました。昨日は素晴らしい秋晴れだったのに。
汗ばむような陽気も、一夜明けると肌寒さを感じる秋雨に・・・。
寒さに向かっての雨は、雨音まで寒色を帯びて聞こえてくるのが
不思議です。真っ暗闇の中から、ポト、ポトと落ちる雨音は、もの
さびしさを覚え、心までしめらせます。
こうして暑さ寒さを繰り返しながら、季節はめぐっていきますが、
時の経つのはほんとうに早いですね。気がつけばもう11月です。
年を重ねるごとに時はつねに短く、日々は矢のように過ぎていっ
てしまいます。
人生の秋をわが身に感じながら朝の庭に出ると、つわぶきの
黄色が雨に濡れながら生き生きと咲いていました。
春のような輝かしさはないかもしれないけれど、秋にならないと
花咲かぬ草花もたくさんあるということに気づきました。
今日の一曲は、ブラームスのピアノ協奏曲第1番です。
ワイセンベルク、 ジュリーニ(カルロ・マリア),
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

