うらうらと・・・ | 夢見つつ深く植えよ(小さきものたちへのブログ)

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私はこの自然界に存在する小さな物が好きです。

私の小さな庭に咲く花々や、そこにやってくる日頃見過ごしてしまうような虫たちにもスポットを当てながら、私も小さき者の仲間として、この自然界で共存していければと願っています。

   春の野

   田んぼのあぜ道もはるうらら、早くもタンポポにバッタ?


 うらうらに照れる春日に 雲雀あがり、

 情悲しも。 独し思へば


この歌はいにしえの歌人大伴家持が春の盛りに詠んだ歌で

萌えいずる春になにか感傷的な憂いを感じさせるこの歌に

共感を覚えながら、時代を経て、世の中は様変わりしても人の

情緒、心の働きは昔も今もあまりかわらないものなんだなあと

、一人しんみり思ったりしながら、、、。

この季節になると、私のぐずぐず病のせいで、満開の桜のお花

見の機会を逃してしまい、にぎやかな春に背を向けてしまうの

です。


きょうはいつもの散歩道を少しゆっくりと歩きながら、あたりを見

回すと、田んぼのあぜ道に、たんぽぽ、カラスノエンドウ、ハコベ

、ホトケノザ、オオイヌノフグリ、ナズナ、、その他、名も知らない

が咲き乱れていました。


季節の移ろいとともに咲く花も違い、農道のいたるところに冬から

春へと受け継がれた自然の命が息づいています。

近くの山では春風に若葉がなびいて、けむりのようにぼやけて見

え、遠くの山と近くの山をくっきりと際立たせています。


田んぼのあちこちで、姿を見せないひばりがにぎやかにさえずり

、光あふれる春爛漫を謳歌しているように思えました。

その時、どこからともなく、さくらの花びらが舞い散っているような

錯覚に・・・。

あたり一面、春色春霞、春もやにかすんだわたしのまわりに私だ

桜幻曲が鳴り響いているかのようでした