昨日、久しぶりに庭に出ると美しい青空が広がっていました。
春、夏、秋、冬青空の「青」は同じ色なのに、何かが違っているの
です。冬の青空はキーンと張り詰めた冷たい空気が空の青に一
層透明感を与えているように感じました。
家の横を流れる小さな用水路に斜めから射す冬の太陽が水面に
光を放ち星をちりばめたようなにキラキラ輝いていました。
そのときパチパチっと音がして線香花火のように水面に光が飛び
散りました。コンクリートで固められた細長い用水路が一瞬銀河
鉄道のように見えたのです。
庭の銀木犀と柊木犀の間に蜘蛛巣を発見、見上げなければ見過
ごしてしまっていた蜘蛛巣。
雲ひとつない青空にぽっかり浮んだ蜘蛛の巣。
蜘蛛の巣にひっかっかた白い鳥の羽が小さな雲のかけらのよう
に見えてそこだけ別世界のような光景に思わず見とれてしまい
ました。私たちが知らない所で小さな宇宙が広がっていました。
蜘蛛には蜘蛛の世界が・・・今日一日の糧を得て・・
ある晴れた朝、蜘蛛の巣に生きる原点を見たのです。