のぎく
青空の広がった朝の目覚めは気持ちがいい。
今日はそんな朝だった。
朝まだ早い庭に出て空を見上げると、高くて遠い、突き抜け
るような青い空にあっと息をのむ。無限に広がる青い空、こ
んなに動かない空の青を見たのはいつだったか思い出せな
い。空気もひんやりとして、肌寒さを感じる。今日の散歩は
朝、と決め、いつもの散歩道に・・・。
~青空、あの日の、青空、ひとりきり~ 陽水のこの歌が
ひとりでに。私一人の世界 「青空、ひとりきり」 悲しくもな
いのにひとりでに涙が・・・
四方を低い山で囲まれているのでまるで巨大な真空管のな
かにいるようだった。
青空にセイタカアワダチソウ
透き通った青い空を遠くに見ながらの帰り道は牧水の歌。
白鳥は かなしからずや 空の青海のあをにも染まず ただよふ
ひとりの世界がこんなに素晴らしいと思ったことはない。
ひとりの時は一人を愉しむ。充実した朝のはじまりだった。
- 井上陽水, 星勝
- 夢の中へ ― ベストアルバム

