昨日はフレックスで仕事を早上がりしてマイナンバーカードを取りに行った。
思えば、申請したのはもう4か月ほど前の話だ。
iPhoneのカレンダーで予定を入れてなければすっかり忘れてしまうところだった。

せっかくの機会なので、申請から受け取りまでのことをこのブログにしたためることにした。

申請

マイナンバーカードの申請はPCやスマホからでも行えるのだが
たまたま区役所に別件で行った際に、今なら写真も無料で撮影してここで手続きを簡単に行えますとのことだった。
ならば、給付金も電子申請であれば早くもらえたし、いつか移行したほうが良いのだからやってしまおうと思い立ったのだ。
写真を撮影して申請書を代筆してもらい、その日の手続きはあっという間に終えた。

あとは自宅に書類が届きますので、届いたら受け取りの予約してくださいねと係の方に促されたのでその日は区役所を後にした。

●書類が車で
日にちがたつにつれ、ポストを確認するたびにそろそろ来るのかなと思いながら確認するのだが、なかなか書類は来なかった。
少しおかしいな手続き忘れられてるのかなと思ってきた頃にその書類は届いた。

隔週で来てもらっているヘルパーさんに書類を確認してもらったところ電話で受け取りの予約をしてくださいとのことだった。
早速、僕はその番号に電話し予約をするのだが、混雑していて受け取れるのが2か月近く先になりますとのことだった。
あー需要高まってるんだろうな…仕方ないので提示された日で予約を取った。

受け取りは地域にある出先機関で可能とのことだったので、近所(徒歩15分)にある出張所を希望した。

受け取り

そして、当日受け取りに!
歩いても行けなくもないが、通勤定期もあるし何より危ないからバスで行きなさいとパートナーに言われバスで行くことにした。

最近は在宅勤務が多くなり歩行感覚も鈍ってきたなあと歩くたびに思う。
僕は視覚障害で見え方は物の動きが少し前でわかる程度(手動弁)なのだが、夜はほぼ光しか見えないので間違えて車道に出てしまうこともあるため心配したのだろう。

駅までバスで行き、駅から現地まで向かった。
受付と思わしき場所でふらふらしてると職員さんが話しかけてくれてマイナンバー受け取りの受付へ移動した
窓口で日付の確認をお願いしますと言われ、あ、そうか
視覚障害で見えないので・・・代読と代筆をお願いします、と一言
すると、慣れてなさそうに少々お待ちくださいと席を離れた。
少し離れたところからうん、確認してと何やら男性の声、おそらく上司に対応方法を確認しているのだろう

よくあることなので、慣れたものだけれど、近所に視覚障害でこういった方が利用したことがないことが推察できる。

そこではパスワードをアルファベットの大文字と数字の合わせた6文字以上で設定してもらうこと
別に数字4桁の暗証番号も設定することを聴いた。

暗証番号はシチュエーション別に設定できるそうだが、どれがどのパスワードが忘れてしまうため統一したほうが良いとのアドバイスも受けた。

当然僕も何のためらいもなくそうすることにした。

それと、署名はできますかと言われたので氏名だけであれば書けますと伝えてペン先を置いてもらい署名した。
クレジットでサインするときもそうなのだが、ペン先を置いてもらえれば名前くらいは書けるのだが、書いた文字が確認できないのがもどかしい、昔は習字もやっていたので達筆でうまいねと友人に言われたものだ。

別の窓口で設定するらしく番号札を渡され、椅子まで案内してもらい座って待った。
待つこと10分弱、番号を呼ばれ席に座った。

今から設定するのですが、画面は見えますか?と職員さん
いえ、見えません・・・

では、メモはお持ちですが?
いえ、持っていませんので、口頭ではだめですかと聞いてみたところ
ちょっと困った様子で近くの職員さんに口頭だってと聞いているのがわかった。
その会話こっちに聞こえてるんだけどなあ・・・と思いながら

僕は紙と書くものをもらえればここで書きますと伝えて紙とボールペンをもらい書くことにしたのだが
ここに桁ごとに書いてくださいと言われ、なるほどこの紙も専用用紙で書く場所が決まっているのかと言われどうしようかと思っていた時に
指は見えますかと言われて、あ、いえ、見えませんので白紙に書いていいですかと確認することにした。

裏にアルファベット交じりのパスワードを書いた。

すると、数字が入っていないですよと職員さんからひと言
え、いえ、入れていますよと僕

これ、0ですか?これ1ですか?

ここであ、アルファベット大文字なので数字の0は英語のOに数字の1は英語のIに見えたのだろうとわかる。
暗証番号も書き、一通り口頭で間違えがないか確認をしてもらった。
最終的に口頭で確認するのなら初めから口頭で良かったのではと思うのだがとりあえず対応してもらえたことに感謝したい。

なので、受け取りの際にはパスワードと暗証番号が書かれたメモを持参するとスムーズです。

しばらくしてマイナンバーカードを渡され有効期限の説明を受けた。
また更新しに来ないといけないのか少し面倒くさいなあと内心思いながら説明を聞き手続きを終えた。

入館して30分程度の出来事であった。

カードは点字印字を希望していたが、シートがかかっていたので自宅に帰ってから確認したところ
自分の氏名が印字してあった。

どうせならマイナンバーとか個人番号が印字されていれば良かったのに
いろんなカードを持っていると、探すの大変なのでそうしてもらいたかったがこれはわがままなのかもしれない。

と、なんだかんだマイナンバーカードを手にできた。

最近ニュースで学校の成績をマイナンバーカードに紐づけするとかしないとか・・・

コロナ渦で一層デジタル化が進む今、きっとこれから役に立つことがあるだろうと信じて・・・

ich





 こんにちは、haruです。

秋ですねえ。

秋といえば、読書の秋やらスポーツの秋やら、やたらと何かに熱中することを求められる季節です。

もしかしたらそれは、冬に向かう寂しさを少しでも紛らわせようとする人の知恵なのかもしれないと思う最近です。

 

 さて、今回は我が家に新しい家族、スマートスピーカー(Amazon Echo)をお迎えした話です。

スマートスピーカーの導入を検討している方、なんとなく興味はあるけど設定などが心配な方のお役に立てれば幸いです。

 

 

そもそもスマートスピーカーとは

スマート スピーカーとは、対話型の音声操作に対応したAIアシスタントを利用可能なスピーカーのことです。

皆さんは普段調べ物をする際にはPCやスマホを利用していると思いますが、スマートスピーカーはその操作を音声だけで行えるようにしたものです。

iPhoneを使っている方はSiriをイメージしていただければわかりやすいかと思います。

「今日の天気を教えて」「●●の曲をかけて」など、できることは多種多様。

設定をすれば電気やテレビを声で操作することもできる優れものなのです。

スマートスピーカーはGoogleやAppleなどがそれぞれに特徴のあるモデルを発売していますが、今回紹介するのはAmazonから発売されている『Amazon Echo』という商品です。

 

 

我が家のAmazon Echo

 Amazon Echoといっても用途に応じていくつかの種類が発売されています。

標準的なモデルである「Echo」、価格を抑えられる「Echo Dot」、音質重視の「Echo Studio」、画面のついた「Echo Show」。

我が家は初めてのスマートスピーカーということもあり、安価であまりスペースをとらない「Echo Dot」を購入しました。

 

 正直私自身はあまりスマートスピーカーの必要性を感じていませんでした。

しかし、Amazonのプライムセールで通常の半額以下で売られていたこと、視覚障害者だけでも設定ができることが決め手になりました。

 

 

Echo Dot開封とボタンの配置

 ネットで注文し、ドキドキしながら待つこと数日。Echo Dotは思ったより小さい箱で到着しました。

中に入っていたのはEcho Dot本体、コンセントにつなげるためのケーブル、保証書と思われる紙。思ったより少ないな?

 

 本体は大福のような形の丸いスピーカーで、ケーブルを挿すための窪みと4つのボタンがついています。

ケーブルの窪みを奥側に置いた時、12時の一二あるボタンが音量を上げるボタン、手前側6時の位置にあるのが音量を下げるボタンです。

スピーカーに話しかけて音量を調整することもできますが、ボタンの方が細かい調整に対応しています。

左側9時の位置にあるのがマイクのオン・オフを切り替えるボタンです。

マイクがオフのときにはオレンジ色のライトがつき、音でも確認できるようになっています。

あまり使い道の少ないボタンですが、間違えてマイクをオフにしてしまうと、こちらの声を認識しなくなるので注意しましょう。

最後に右側3時の位置にあるのがアクションボタンです。

長押しすることでEcho Dotをセットアップモードにできます。

 

 

初期設定の事前準備

 ここからは我が家のEcho Dotを例に説明します。

機種によって設定方法が異なる可能性があるので、購入を検討中の方は事前のリサーチをお願いいたします。

 

 設定を始める前に、二つほど事前準備を行いましょう。

 

 1. Wi-Fiの暗号化キーなどを確認する

Echo Dotを使うにはWi-Fiへの接続が必要です。

スムーズに設定ができるよう、自宅のWi-Fiの情報を確認しておきましょう。

 

 2. Amazon Alexaアプリをダウンロードしておく

Echo Dotの初期設定や各種設定には「Amazon Alexa」というアプリが必要です。

各アプリストアからダウンロードしておきましょう。

iPhone:Amazon Alexa

アンドロイド:Google Play で手に入れよう

アプリを開くと、AmazonのIDとパスワードを入力する画面が出てくるので、自分のアカウントでログインしておくとスムーズです。

 

 

いざ、初期設定

 Echo Dotはコンセントに繋ぐと自動的にセットアップモードになります。

セットアップモードであることは音声で確認することができます。

 

 ここからはスピーカーではなくアプリから設定を行います。

アプリの指示に従って操作するだけなのでとくに難しいことはありません。

 

 Amazon Alexaアプリを開き、その他→デバイスの追加と進み、自分が今セットアップしているスマートスピーカーを選択します。

Wi-Fiの一覧から接続したいWi-Fi名を選び、パスワードを入力します。

最後にEcho Dotがどの部屋にあるかを選択します。これはAmazon Echoが家に複数ある時にそれぞれを識別するために必要な設定です。

 

 かなりざっくり書きましたが、これで初期設定は終了です。

ここまででとくに音声環境で難しいと感じるところはありませんでした。

 

 

注意点

 スムーズに設定完了かと思ったのですが、なぜかいくら話しかけてもEcho Dotが応答してくれないという不具合が発生。

ネットやTwitterのフォロワーさんのお力を借りてどうにか無事お話しできるようになりました。

もしAmazon Echoが呼びかけに応答しないなどの場合は、以下の設定を確認してみてください。

 

 1. ウェイクワードの設定

ウェイクワードとは、Amazon Echoに話しかけるためのキーワードです。デフォルトでは「アレクサ」となっています。

「アレクサ、今何時?」「アレクサ、2分のタイマーをセットして」など、ウェイクワードはAmazon Echoと会話するためになくてはならないものです。

しかしこれ、時々設定がうまくできていないことがあるそうなのです。ネットでも同じような不具合に困っている方を何人か見つけました。

対処方法は簡単で、一度Alexaアプリからログアウトして、もう一度ログインすればウェイクワードが設定されるようになります。

ログアウトしてもAmazon Echoの設定が消えることはないのでご安心ください。

 

 2. マイクの設定

ボタンの配置で書きましたが、Amazon Echoにはマイクのオンとオフを切り替えるボタンがついています。

マイクがオフになってしまうとこちらの声を認識できず会話をすることができません。

マイクがオンになっているかどうかは音で確認することができます。

マイクボタンを押すと高い音と低い音が交互になり、それに合わせてオレンジ色のライトがついたり消えたりします。

高い音が鳴り、ライトがついていなければマイクがオンになっている状態です。

Amazon Echoがこちらの声を認識していないと思われるときは確認してみてください。

 

 

最後に

 今回の記事ではAmazon Echoの初期設定を解説しました。

実はこの記事をほとんど書き上げてから知ったのですが、日本ライトハウス情報文化センターのホームページにAmazon Echoの操作マニュアルが掲載されていました。

他にも数種類のスマートスピーカーを紹介しているので、ご興味のある方は覗いてみると楽しいと思います。

 

 Amazon Echoのある生活は予想以上に快適で充実しています。

聴きたいときに好きな音楽を話しかけるだけでかけてくれますし、朝の身支度をしながら時間やニュースを聞けるのはとてもありがたいことです。

しかもAmazon Echoには上記以外にも様々な機能が組み込まれており、スキルというものを使えばさらに生活を便利にしてくれます。

今後は具体的なAmazon Echoの活用や、家電との連携について書いていきたいと思います。

それでは、長々とお付き合いくださりありがとうございました。

 こんにちは、haruです。
随分寒くなってきましたね。皆さん体調など崩していませんか?
冷え性の私は足先の冷たさが気になる時期になってきました。
面白い本や音楽をおともに、バスソルトを入れたお風呂につかることが最近の楽しみになりつつあります。
 
 先日Twitterで興味深いニュースを見ました。
JR各社が駅の無人化を進めている話をご存知の方は多いかと思います。
このような動きを受け、車椅子生活を送る大分市の男女3人が、移動の自由が制限されているなどとして、JR九州を相手に訴訟を起こしたというニュースです。
 
 駅の無人化は、私のような視覚障害者にも無関係な話ではありません。
今回は障害当事者として、この問題について思うことを書きたいと思います。
 
 

まず知ってほしいこと

 この問題について賛否両論あるかと思いますが、まずは大事なことを一つ。
障害当事者の多くは、特権階級を望んでいるわけではありません。
ただ大多数の人が当たり前にしていることをしたいだけ。障害によって失ってしまったものを少しでも取り戻したいと考えているだけなのです。
これを我儘だと切り捨てられてしまったら、不便を抱えて生きる人たちはとてもしんどいと思いませんか?
 
 もちろん主張の仕方はあるでしょう。
相手の都合を考慮しなかったり、自分の利益ばかりを追い求めるのでは、いくら言い分が正しくても受け入れられるわけがありません。私も常に障害当事者として工夫の大切さを考えています。
 
 ですから、健常者の皆さん、障害者が身近にいない方、ほんの少しだけ考えてみてくれませんか?
自分の体が思うように動かなくなったら?
日常生活を送るにも誰かの助けを必要としなければならなくなったら?
自力で大切な人に会いに行くことができなくなったら?
ほんの少しだけ想像してみてください。
哀れなものとして切り捨てるのではなく、いつか来るかもしれない自分の未来として考えを巡らせながら読んでいただけると、これを書いている私はとても嬉しく思います。
 
 

私の意見

 無人化に賛成か反対かと言われると、私はどちらとも言えません。
なぜなら私の最終的な理想は「国が主導で車椅子の人が一人で移動できる仕組みを作ること」だからです。
 
 まず、JRは公共の交通機関ですが民間の企業です。
民間の企業が利益を追求するのは当然で、その利益を捨ててまで少数派を優先しなさいという権利は少なくとも普通の一市民にはないと思っています。
失った分の補填ができるわけでもないのに、ただ一方的に押し付けることは、会社からするとクレームと変わりないのではないでしょうか。
 
 そこで登場していただくのが国の福祉です。
私は福祉の勉強をしたことがなく、完全な感覚なのですが、福祉とは合理性を優先する社会では生き難い人たちの受け皿なのではないかと思っています。
合理性を追求するが故に駅を無人にするなら、福祉制度の枠内で不便な人を救済する仕組みがあってもいいはずです。
国の予算で必要な人員を揃え、同時進行で車椅子ユーザーが一人でも移動できる技術を開発する。
その予算がどこから出てくるかなど、問題はいろいろあると思いますが、私はそれをJRではなく国に期待します。
一企業と障害者の問題ではなく、国が取り組むべきこととして目を向けてくれることを願っています。
 
 

最後に

 最後に、勇気を持って声をあげてくださった方々が無意味に貶められたり、悲しい言葉に傷付けられたりしないことを願います。
少数派の立場で声をあげるのはとても勇気のいることです。
無関係なところから中傷されたり、同じ障害を持つ人からもいろいろなことを言われるかもしれません。
加えて自分の不便を他人に伝えることはとてもエネルギーのいることです。
 
 それでも声をあげて、社会に意見を発信してくださった方々を私は尊敬しています。
この件がどのように決着することになったとしても、当事者の思いを発信することはできましたし、何より自分たちも声をあげていいんだと背中を押された人もいたと思います。
誰にとっても過ごしやすい社会になることを、そのために行動することが当たり前に認められる社会になることを願っています。

 お久しぶりです、haruです。

このようなご時世ですが、皆さんお元気ですか?

 

 我が家は今のところ夫婦共に元気に過ごしています。

できるだけ買い物の頻度を減らし、気分転換に近所をお散歩する以外はお家でまったりと過ごしています。

 

 最近の悩みは、ネットスーパーに人が殺到して思うように買い物ができないことと、暇なのでTwitterばかり見てしまうこと。

前者は仕方ないですよね、考えることは皆同じですから。

後者は、自分の時間をうまく使えない私のせいです。早急に何かしないとやばいです←今更。

 

 前置きが長くなりましたが、今回は私が愛用している便利グッズ『アイラップ』のお話です。

周りにあまり使っている人がいないのですが、これものすごく便利なんです。しかも高くない!

頑張ってプレゼンしますので、見かけた際はぜひ手にとってみてくださいね。

 

 

アイラップとは?

 アイラップとは、岩谷マテリアルさんから発売されている袋型のラップです。

袋のようなラップ?ラップのような袋?

とにかくラップの特性を持った袋なのです。

愛され続けて40年。便利で使いやすい「袋のラップ」

 

 アイラップの便利なところは

・冷凍保存可能

・湯煎調理可能

・レンジ調理可能

という三つです。

 

 アイラップの耐冷温度は-30℃で、耐熱温度は120℃なので、冷凍・湯煎・レンジ調理ができるのです。

触ってみるとすぐ破れてしまうようにも感じますが、アイラップの中で食材を混ぜたり、調味料を揉み込んだりしても簡単には破れないので、料理の洗い物を減らすこともできます。

これから実際に我が家で実践している使い方をご紹介します。

 

 

使い方1 野菜を冷凍する

 料理の下ごしらえを省略するために、我が家は定期的に野菜を切って冷凍しています。

玉ねぎ、ニラ、にんにく、大根。野菜ではないですが油抜きした油揚げ。

事前に冷凍しておくと、炒め物や汁物を作るときにすごく助かります。

 

 また下味冷凍を作っておけば、解凍後すぐに調理することができてとても便利です。

肉や魚、野菜や調味料を一つのアイラップに入れて冷凍すれば、具材に味が染み込んですごく美味しくなります。

 

 

使い方2 湯煎で鶏ハムを作る

 パサパサしてしまう鶏胸肉も、加熱時間に気を付ければしっとり美味しい鶏ハムになります。

鶏肉を開いて、アイラップの中で調味料を揉み込み、沸騰したお湯に入れて加熱しすぎないように茹でます。

レシピはこちらのサイトを参考にさせていただきました。

 

 ちなみにですが、私は塩胡椒の代わりに、市販の塩焼きそばについている粉を使っています。

スパイシーで美味しいですよ。


 ポイントは、お鍋の底に耐熱のお皿を置くことと、アイラップの空気はしっかり抜き、なるべく上の方で口を縛ること。

そうでないと穴が空いたりするそうです、気を付けましょう。

 

 

使い方3 じゃがいもを蒸す

 皮を剥いて適当な大きさに切ったじゃがいもをアイラップに入れてレンジにかければ、あっという間にホクホクのジャガイモになります。

暑さに気を付けながらアイラップの外から潰し、マヨネーズやコーンを混ぜればポテトサラダの出来上がりです。

 

 ポイントは、アイラップの口を縛らないことと、レンジに入れるときは耐熱のお皿の上に置くこと。

これも気をつけないと穴が開くかもしれません、気を付けましょう。

 

 

最後に

 今回は便利グッズ『アイラップ』についてご紹介しました。

どうですか、便利でしょう?すごいでしょう?欲しくなったでしょう?

 

 偉そうにいろいろ書きましたが、私自身まだまだアイラップを使い始めて日が浅く、試してみたいこともたくさんあります。

Twitterで#アイラップを検索すると、いろいろな使い方をされていてすごく勉強になります。

便利で使い方無限大のアイラップ、皆さんもぜひ使ってみてくださいね。

 こんにちは((*´∀`*))

本日はichとharuの共同作業。

題して「二人で考えてみよう!」です。

テーマを一つ決めて、それについて二人でそれぞれの意見を書こうという企画です。

 

 第一弾は「生まれ変わっても障害者になりたい?」です。

このテーマは、先日ichが学生さん向けの講演会に講師として参加させてもらったときにある学生さんからいただいた質問でした。

なかなかセンスが光る質問ですよねΣ(゚Д゚;o)

それでは、それぞれの意見書いてみよう☆

Q.「生まれ変わっても障がい者でいたいか?」

 

 

ichの解答

 改めて考えるとどうなのかなと思うところもありますが

講演会の時に答えた内容が直感的な自分の考えだと信じてそのまま記載します。

 

 結論、僕は生まれ変わっても障がい者で構いません。

なぜなら、僕は大学在学中に障害を受障したのですが、現在までの過程でたくさんの人や物に出会い支えられかけがえのない経験をすることができました。

これは障がい者になったからこそのものだと考えています。

 

 たしかに、もし障がいがなければ違う人生もあったと思います。

ですが、障がい者は健常者に比べて人の支えや温かみを人一倍感じることができると思っています。

これは、僕が中途で障がい者になったことにも起因していると思います。

そんなのきれいごとだと思われるかもしれませんが、これが僕の出した回答です。

 

 

haruの解答

 私は次に生まれ変わるなら健常者になりたいです。

理由は単純「違う自分になれる可能性に賭けたいから」です。

 

 私は先天性の視覚障害者です。

生まれて24年、視覚障害者としてそれなりに生きてきた自負はありますし、今の日常に概ね満足してもいます。

けれどそれは、障害者として生きることが決められていたから。医学ではどうすることもできず、親や周りを責めても仕方がない状況で、それなりに生きるしか道がなかったからです。変えられないなら頑張るしかないって感じで。

こんなことを書くと、なんだか私が悲観的な人間みたいに思われそうですね笑。

別に嘆いているわけではなく、これが私の当たり前だったというだけなんだと思います。

 

 もし次に生まれ変わるとき選択肢が与えられるなら、私は今まで選べなかった「健常者の生き方」を選びたいです。

もちろん健常者だからといって何もかもうまくいくとは思っていませんし、大変なこともたくさんあるでしょう。今ほど満たされた生活ができる保証もありませんし、もしかしたら「障害者に生まれたかった」なんて後悔するときがくるかもしれません。

それでも、選ぶことができるなら、私はいままでとは違う自分になれる可能性のある健常者を選びたいと思います。

 

 

最後に

 こうして書いてみると、障害への考え方は本当に人それぞれですし、正解なんてないんだと思います。

話し合いというのは、どちらが正しいかではなく、どのような考えがあるのか知るためにするのかもしれませんね。

皆さんも自分の考えを見つめ、周りの考えを聞く時間を作ってみると楽しいかもしれません。

  こんにちは、ichです。
最近はコロナウィルスの影響により様々なイベントが中止になっていますね。
僕も3月に予定していたいくつかのイベントが中止になり、ランニングやブラサカも練習がなくなり運動不足ぎみになってきました。

 そこで、今日YOUTUBEで家でもできる運動の動画を見つけました。
それはブラサカ福岡チームでよくやっていたタバタ式トレーニングでした。
早速やってみたのですが、かなり心拍数が上がりこれはよい刺激になりそうです。
運動不足の方にもおすすめです。

 さて、今日は僕が一般企業で5年近く働いて思ったことを書こうと思います。

 まず簡単な経緯からお話しします。
僕は地元福岡の大学を卒業後、在学中に視覚障害を受障したため
福岡視力センターで半年間自立訓練を受けました。

ちなみに、ここでは白杖を使った歩行や点字、スクリーンリーダを使ったPCの使い方などを教わり目が見えなくても工夫して生活していくすべを教わりました。

そこから次は就職するために埼玉県所沢市にある「国立職業リハビリテーションセンター」ににて1年間職業訓練を受けました。
ここで一般企業で事務職として働くために必要なスキルをを身に着けました。

そして無事に地元福岡で一般企業に入社し
昨年末までの5年近く勤務しました。

 5年間をざっくり振り返ると本当に幅広くいろいろな経験をすることができたと感じています。

障がい者採用で入社したものの、一般採用の新入社員と同様に入社式に出席し
代表スピーチも担当しました。

業務内容も代表電話の取次ぎや集計、名刺作成や弔辞対応、委員会運用全般
社内イベントスタッフ、社内講習会、社用車管理、表彰式運営、献血等々
他にも書ききれないほど多様な業務を担当させてもらいました。

 業務の中でできないこと、できること、時間がかかるができること
視覚障害ゆえにいろんな壁にぶつかったり悩むことも多くありました。
途中理不尽だと感じることもあり視覚障碍者の事務職は向いていないのではないかと自分や自分の仕事内容に疑問を感じる時期もありました。

また、入社から退職まで人の出入りは多くありましたが、ずっとご指導いただいた上司の方は
社内でも厳しい方で部署内でもいろいろと人間関係に苦労しました。

それでも、一般的にまだ進んでいない視覚障害(全盲)の一般事務職としての雇用を取り入れ
積極的に仕事を与えご指導していただいたことには感謝しています。

所沢での職業訓練の中ではExcelやWordなどの使い方をいろいろと教わりましたが
最低限度のスキルは求められるものの、実際の現場ではそこまで必要とはしませんでした。
結局は「折衝力」の難しさとチームワークの大切さを実感しました。

・折衝力について
 おそらく僕の所属部署がコーポレート部門でいわゆる人事や総務だったので
社内の様々なカラーの方々とやりとりすることが多かったことが大きかったと思います。

上下関係なく違う立場や考えの人にどのように自分の意見を伝えたらスムーズ化
また、相手の立場に立ち考え行動することができるか、考える日々でした。

僕は正直口下手だし優しくすることはできても厳しくすることが苦手なので、自分と相手の落としどころをうまく設定することに苦労しました。

今でも得意ではありませんが、どんな仕事も一人でできることなんてないと思っていますので
いろんな人と仕事や趣味で交流することで僕自身成長していきたいと思います。

・チームワークについて
一緒に働いている部署の方と連携し効率よく業務を行うことができるかがポイントでした。
僕自身かかえている業務で障害上一人ではできないこともしばしばありましたので、人にお願いすることも多くあったのですが
相手の業務の進捗状況やスケジュールもあり、忙しくてできなかったり、後回しになり業務が滞ってしまうこともしばしばあり
この点については大変苦労し頭を悩ませました。

・最後に
 僕にとっては初めての職場でしたが、お互い気持ちよく仕事ができる雰囲気はどうやったら作り出せるのかな?今でもよく考えますし人生のテーマになりそうです。
ビジネスというのはシビアなものになるので、ある程度できる業務とできない業務をしっかり区別し、周囲にその理解を求めること
割り切ることが大切なのかなと僕は思いました。
頑張って一生懸命に取り組むことももちろん大切なのですが、できないことを時間をかけてしたり悩む時間ももったいないですし、
その業務の工程にはほかの人も関わっているので
自分のできることを着実にこなすこと、背伸びして無理しないことを今後大切にしていきたいと思います。

これはもしかしたら仕事にかかわらず障がい者として生きるうえで大切なことにもつながっているような気もします。
と、長くなってしまいましたが一般事務職をしてきて思ったことでした。
長文駄文でごめんなさい。
ここまで読んでくださった方ありがとうございました。

現在も事務職で就活中で、来週採用エントリーしている企業で職場実習を受けてきます。
今は日中時間に余裕があるのでブログを書いて自分の考えを整理できればと思っています。

ich


 こんにちは、haruです((o(´∀`)o))
少しずつ春の気配が近づいてきましたね。皆様お元気ですか?
巷ではコロナウイルスが猛威を奮っているようです。
感染してしまった方の回復を祈りつつ、これ以上拡大しないことを願うばかりです。

 TwitterやFacebookでは報告していたのですが、夫婦で1月の中旬に福岡から東京へ引っ越してきました。
仕事のこと、二人のこれからのこと。半年くらいじっくり話し合い、何事においても情報量と選択肢の多い東京に引っ越すという決断をしました。
旦那の故郷福岡から、私の生まれ育った東京へ。よく考えると大移動ですね笑。

 夫婦共にほぼ全盲の私たちにとって、引越しにまつわるあれこれはなかなかハードルの高いものでした。
身の回りを整理したり、粗大ゴミを捨てたり、住所が変わることで生じる手続きをしたり。
無事に東京に来ても、家の周りの環境把握や各種手続きは二人では難しいこともたくさんありました。
そんな時、時間を作っていろいろと手伝ってくれた家族には感謝しかありません。今安定した生活が送れているのは、協力してくれた家族のおかげです。ありがたい。

 引っ越してから早一月。
就活中の旦那と、4月からの職業訓練を控えた私は、毎日それなりにのんびりした生活を送っています。
比較的自由な時間が多い今は、前からやりたいと思っていたことを始めるチャンスなんですよね!
タンデム自転車、ブラインドボウリング、白杖デコ、アーチェリー。やりたいことがたくさんあります☆
いろいろ調べているのですが、体験会やサークルの情報はなかなか見つけられません。
関東近辺で上記のような活動をしている団体についてご存知の方、教えていただけると助かります((*´∀`*))
相変わらず不定期になりそうですが、これからも便利アプリや楽しかった体験について書いていきますので、どうぞよろしくお願いします♪

久しぶりの更新、ichです。

先日11月1日に誕生日を迎え、30歳となりました。


20代が終わったところで
改めてこの10年、、文章で書きだすことで
20代を振り返ってみたいと思います。


●20歳
・成人となる。

20といえば何より大人の仲間入り、お酒が飲めるのもここからですね。

当時、大学生だった僕はよく友人と飲みに行ったものです。

あの頃はお酒を水のように消費していましたし
バイトも夜中2時過ぎまでやっていたので、健康に悪いことこの上ないですね。


●21歳
・春にレーベル病と診断され目が見えなくなり始める。

ここは人生のターニングポイントといっても過言ではありません。

バイト中2文字がなんとなく潰れて見えるという初期症状からはじまり、入院を経て今のレーベル病という目の病気が発覚しました。

ここから急激に視力が落ち始めます。
なんで自分なんだろうとたくさん悩み苦しんだ時期です。


●22歳
・大学卒業

昨年、目が見えなくなりながらも友人や当時の彼女に支えられながら、大学へ通い
大学側や教授と相談しながら授業やレポートをこなして無事に単位を取得し卒業することができました。

正直、この頃の僕は白杖や視覚障害というものに後ろめたさを感じていたので
大学内では白杖はできるだけつきたくなかったし、今までの友人に会うことやサークルに行くのも嫌でした。


●23歳
・将来を考え自立訓練や公務員試験を受験

大学卒業後、将来を考え
福岡視力センターという施設で白杖を使った歩行訓練や点字、その他生活に必要な訓練を受けました。

大学に通いながら自立訓練を習っていたこともあり
点字はメキメキ上達し本を読んだりすることができるレベルまでになりました。

ちなみに今は点字離れが進み当時より読み速度が確実に落ちちゃっています。笑
どんな能力も磨き続けなければ落ちてしまうということです。


●24歳
・所沢の職業リハビリテーションセンターに入所

昨年公務員試験に失敗した僕は前に進みたかったので
お世話になっている眼科医の勧めで所沢にある職業リハビリテーションセンターに入りました。

ここでは視覚障害者が一般企業に事務職として働くためのpcスキルの訓練をうけることができます。

ここでたくさんの人と出会い、今のパートナーもここで一緒になりました。

それと知り合いの障害でブラインドサッカーを体験したのもここが初めてです。

ここで出会った諸先輩たちにはとてもお世話になりました。
現在もたまにお会いしてつながりを持ち続けています。

いろんな人と出会い、いろんなことを考え
苦しみながらも楽しかった大切な1年間でした。


●25歳

・社会人となる

昨年就職活動が身を結び、地元福岡でUターン就職をすることができました。

この1年は社会人1年目として右も左もわからなかったので
試行錯誤しながら精一杯やってきました。


●26歳
・初めてフルマラソンに出走

友人の勧めで初下関海峡マラソンに出走しました。

当時は伴走制度というのもよくわからず
友人と絆(ロープ)を使って走り切ったものです。

しかも、練習もしてなかったので、レース当日はへとへとで制限時間ギリギリの6時間越えでゴールしました。

ゴール後あまりにくたくたにしていた僕に気を使ってくれたのか、ボランティアの学生さんがタオルを2枚も首からかけてくれたことをよく覚えています。
まあ、女子高生だったからかもしれません笑


●27歳
・ラッキーストライカーズ福岡に所属

仕事も落着き、新しいスポーツを始めたいと思
ゴールボールとブラインドサッカーを見学に行きました。

ブラインドサッカーは所沢時代に体験していたこともあり、前々から興味を持っていました。

ブラインドサッカーはほかのスポーツよりも自由に走り回れるという大きな特徴があるので
プレーしていて気持ちよかったです。
ここがこのスポーツの一番の魅力だと僕は思っています。

そして何よりチームの雰囲気もよく、その日のうちに連絡先を交換してチームに入りました。

サッカーは体育授業かウイイレでしかしたことがなく
よくエアドリブルなんて言われちゃってました。笑


●28歳
・パートナーと同棲

前述したとおり、所沢で出会った方とずっとお付き合いを続けていた。
彼女が仕事を辞めるタイミングで福岡で一緒に住み始めることにしました。

当時彼女は22歳、東京生まれの東京出身
文字通りの江戸っ子です!

よく都会から地方に来てくれたものです。
昔からそうだったけど、僕なんかよりよっぽど肝が座ってるんです。笑


●29歳
・パートナーと結婚

波乱万丈の?同棲生活も落ち着き、僕は結婚を決意しました。

プロポーズはマリエラクルーズのディナー後に
船のデッキで花束と一緒に告白しました。

花束は彼女に気づかれないように持って行ってたのに
スタッフが気遣いで花束持ちましょうかと彼女も一緒にいるときに言われたので、おいーって思ったのが懐かしいですね。笑

結婚式も行い、新婚旅行も行きました。
大切な人たちから祝福されて大切な人と大切な時間を過ごすことができました。

幸せでとても充実した1年間でした。

ここまで20代を1年1年振り返ってみると
いろいろしてきたこと、自分の足跡がよくわかりました。

これから30代

僕は今ブラインドサッカーを真面目に、楽しく取り組んでいます。

人生いろいろなことがあったけど、なんだかんだいろんなご縁に恵まれて
ここまで生きてくることができました。

ブラインドサッカーやランニングも目が見えなくならなかったらプレーすることもなかっただろうし、今の人たちとも出会うこともなかったと思うと、今のご縁に心から感謝しています。
夫婦の今後のことやパートナーのこと、そして自分のことを考えて
人生を選択していきたいと思います。

これからも30代、1年1年、1日1日を大切に過ごしていきたいと思います。

長くなりましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました。
それでは、また次回の更新まで・・・


Ich

こんにちは、ichです。

8月初旬に体調を崩してしまい、そのまま夏季休暇をいただいて妻の実家で休養していました。

そんな具合だったので、ランニングやブラサカもできていなかったのですが、無理のない程度に再開しました。


身体が一番大事ということをしみじみ感じています。


さて、前述の通り、妻の実家がある東京でお盆を過ごしてきました。

その時に訪れた「深川江戸資料館」について書きたいと思います。


来館きっかけは妻が学生時代に訪れたことがあり、色んなものが触れて楽しかったという思い出からでした。


最寄り駅は清澄白河駅で、徒歩5~10分程度でした。

現地までは「ブラインドスクエア」と「ナビタイム」を併用して行きました。


施設内では案内の方を予約していたので、一緒に回っていただけましたよ。


さっそく展示内に入るとそこは江戸時代の深川を再現した街並みが広がっていました。

時間によって天気が変わったり、猫が鳴いたりしていました。

雰囲気が伝わりました。


庶民の家や川を渡る舟の休憩所、八百屋・・・

屋台や広場、蔵や見張り台など江戸の街並みが実物大で再現されていました。


豆知識ですが江戸時代は卵が高級品で、妊婦さんや病人しか食べられなかったそうです。

それと、白米も江戸でしか食べられなかったみたいで、地方はほとんど雑穀だったようです。


将軍のおひざ元にはそれなりにいいものがそろってたってことなのかな?


あと蔵にはランプがあって、火事の時には限界まで中で火を灯すことでco2の量を増やし火事の延焼を防いだらしい。

昔の人の知恵ですね、頭いい!!!


江戸時代は火事が本当にこわくて、頻繁に起きていたそうです。

燃え移るのを防ぐために火を消すのではなく、家を壊していたそうですよ。


さすが、江戸っ子!家を壊して火事を止めるなんて粋だねえ笑


よく聞くフレーズ、雷・火事・親父だっけ?

現代は火事よりも地震や台風が怖い天災になりますかね。


あと共同トイレは上が空いているのが妻には印象的だった観たいで、これじゃ丸見えじゃない?って驚いていました笑

密室になるほうが、犯罪が起こりやすいから外から少し見えるようにしているみたいです。


いろいろ説明をうけ物を触りながら子1時間みて回りました。


見学時間も丁度いいし、触ったり、案内してくださるボランティアの方もいらっしゃるので視覚障害者にはおすすめです。


僕らもそうしましたが、案内を希望される場合は予めお電話で相談した方がよいと思います。


ちなみに、ボランティアのおじいさんは昔、視覚障害者の伴走もされていた経験があって、安心してみて回ることができました。

お世話になり、ありがとうございました。


また、何かあれば更新します。

外はすごい雨で、セミの鳴き声が聞こえなくなったのがけっこうさみしいです。笑


では!



ICH

 こんにちは、haruです。

 ここ数日、私が住んでいる福岡には数十年に一度と言われる大雨が降っています。

洗濯は乾かないし、買い物に行くのは憂鬱だし困っちゃいますね(´-ω-`;)ゞポリポリ

 

 実は私が更新するのは久しぶりです。旦那に任せきりでした、申し訳ないm(_ _)m

 てことで今回は私が頑張ります🤜

 

 8/10から五日間、旦那の夏休みを利用して東京旅行に行ってきました。

 東京には私の実家があるので里帰りの意味もあり、今回は少し長めに大都会東京を満喫してきたわけです。

 今回の記事では3日目に行った盛岡の『桜井記念 視覚障がい者のための手でみる博物館』について書きたいと思います。

 

 

いざ、手で見る博物館へ

 桜井記念 視覚障がい者のための手でみる博物館、通称手で見る博物館は、視覚障害者が実際に触ることができるものを展示した博物館です。

 博物館は盛岡駅から車で10〜15分のところにあり、私たちはタクシーで向かいました。

民家の2階を博物館にしていると聞いていたので、わかりにくい場所だったらどうしようかと心配しながらタクシーの運転手さんに住所を見せると、「触れる博物館ですよね」とスムーズに連れて行ってくださいました。

帰りの運転手さんもよくわかっているようだったし、思った以上に地域と繋がっている場所なんだと驚きました。

 

 出迎えてくださったのは明るい感じの女性の館長さん。実は博物館に行く前に椀子そばを食べて行ったのですが、そのお店も館長さんが教えてくださったところです。

 入り口には白い手のオブジェが。良い目印になりそうだし、手で見る博物館にふさわしいと思いました。

 

 

とにかく触る

 早速いろんな展示物を触らせてもらいました。

 全てを書くのは大変なので、私がとくに面白いと思ったものを3つご紹介します。

 

1 丸くなるダンゴムシの模型

 背骨のない生物の模型を観察する中で興味を惹かれた、丸くなるダンゴムシの様子を触れる模型。

 ダンゴムシが丸くなることを知識として知っていても、実際よくわかっていなかったのですが、この模型を見て納得できました。

 私そもそも虫やそれに近い生き物は苦手で、もちろんダンゴムシなんて触ろうと思ったこともないのでとても新鮮でした。

 

2 剥製当てゲーム

 いろいろな哺乳類の剥製を触って、なんの動物か考えました。

 歯の鋭さや形、尻尾の長さなどの手がかりを頼りに、きつね・たぬき・くま・野うさぎなどを触りました。

 じっくり触ると思ったより多くの手がかりを見つけることができて驚きました。

 

3 世界一の部屋

 私たちが展示物を触らせていただいた部屋以外に、この博物館には三つの部屋がありました。

 ミニチュアの建造物の模型などが触れる『文化の部屋』。いろいろな生き物の剥製が触れる『生命の部屋』。そして世界一が集められた『世界一の部屋』。

 その中で私が面白いと思ったのは世界一の部屋です。

 世界一大きな二枚貝(1枚およそ90キロ)、世界一大きな亀の甲羅、世界一大きなカニ。普通ではまず触れないものばかりで、大きすぎて全体像が把握できないくらいでした((*´∀`*))

 

 

感想

 博物館のサイトやいただいた点字のパンフレットには『百聞は一触にしかず』という言葉が記されていました。

確かにその通りだと納得すると同時に、普通に生活をしていれば触るということのハードルの高さにも気付かされます。私が先天性の視覚障害者だからなのか、それともただ単に経験が乏しいだけなのかはわかりませんが、私の知識はほとんどが想像で作り上げられているように思います。

虫や動物の姿。有名な建造物の形。そのどれもが人の説明を聞いて作り上げた想像のものです。

見たことがなければその想像が正しいのか判断することもできない、という館長さんのお言葉は本当にその通りだと思えました。

この手で見る博物館は、そんな『想像上の知識』を『形のある知識』に変えてくれた素晴らしい場所です。

 皆さんも機会がありましたらぜひ行ってみてはいかがでしょうか。