相変わらずテレビの向こうでは、とてもじゃないけど現実であると処理することの適わない映像。
津波に火事に原発に、
その下には魂を失ってしまった塊があるのであろう、いくつもの毛布の山。
本当に信じられない。
僕のか細い想像力の限界を超えている。
何度見ても映画か何かにしか見えない。
数年前の9月11日。
あの日に味わった感覚と似ている。
何度現実として捉えようとしても、どっかでそれを拒否してしまう感覚。
すぐ身近で起きてる事象が、あれらと繋がってることすら完全に認めることが出来ない。
全く別の傷痕に感じる。






