雑踏の中立ち止まり
行き交う人の流れに逆らう
白い視線が刺さる中
聴こえてくるのは君の歌
社会と仲良く出来なくて
レッテルを張られた箱に
振り分けられていく日々
聴こえてくるのは君の歌
君の物語
君の気持ち
誰のものでもない
君の人生
息切れ激しく駆け抜けて
行きついた先に何があるのか
お願い行かないでと叫んで
取り乱した私を振り返り
美しく微笑む瞳の先に
見えてしまった絶望の淵
綺麗な世界だけ見て
生きていくことが出来たなら
黒いインク 一滴だけなのに
波紋のように広がっていく
誰かを責めることも出来ず
自分を責め続けたまま
これで良かったのという問いが
波紋のように広がっていく
君の物語
君の気持ち
誰のものでもない
君の人生
息切れ激しく駆け抜けて
行きついた先で何をするのか
お願い行かないでと叫んで
声が出なくなるほど叫んで
もう振り返ることのない君に
私はただ無力だけれど
君がおいていったもの全て
ただ優しくて、愛おしい
君の物語
君の気持ち
誰のものでもない
君の人生
君の人生だから
息切れ激しく駆け抜けて
行きついた先が幸せなら
ゆっくりと感じながら歩いて
君の残した道を歩いて
ついに ついに 辿りつけたら
お疲れ様と
言わせてください
大好きだよと
言わせてください