今日はちょっと大阪観光でもしようかなと思って、夕方の便に変更してたんですが、気力がわかなくて、早々に伊丹に来てしまいました。
空港内を歩いていると、色んなところでSHINeeのツアーバッグを持って歩いているしゃうぉるさんがいらっしゃって。
その度に、たまらない気持ちになって。
そうだね、それぞれの生活に戻らないとね、と。
ちょっと今日は、F.M.の話をさせて頂けますでしょうか。
F.M.、人生において、1度逃げたことがあります。
実家は物凄く田舎で、隣の家まで2キロとか、一学年10人未満とか、とにかく人の少ない地域なんですよね。
高校から、家庭の事情で姉と札幌で自炊生活を始めたんですけど、最初は楽しかった都会での生活が、段々苦痛になってきて。
クラスメイトだけでも中学の時の全校生徒を超えていて、名前と顔が全然一致しないし、会話が合わないし。
姉とも上手くいかず、いつの間にか、夢遊病になっていました。
電気を夜中中、つけたり消したりして、怒鳴り散らしていたらしいです。
姉に文句を言われるまで、知りませんでした。
病院に行けと言われて。
でも絶対行きたくなくて、そんな日々を繰り返して。
そのうち、いてもたってもいられず、勝手に留学試験を受けて、合格してから親に泣いて土下座しました。
「誰も自分を知らない場所に行きたい」と。
貧乏な家ですが、奨学金や奨励金を応募しまくって、送り出してくれた両親、あと、近くで実は心配してくれていた姉(姉の後押しで両親は折れてくれました)のお陰で、本当に日本人が1人もいない街に行って、1年間、自分と向き合うことが出来ました。
ホストファミリーにも恵まれ、今でも仲良くしてもらっています。
その時にずっと手紙で励ましてくれて、慣れない海外電話までしてくれた友達は、今でも大親友です。
ずっと、留学した本当の理由を言っていなくて、ごめんね。
日本が嫌いで、日本の制度も嫌いで。
でも、逃げ出したら、海外のいいところも勿論ですが、日本のいいところも沢山沢山見つかって、自分がどれだけ日本人なのかを実感しました。
自分自身で物事を考えることも、学んで。
あの頃は自分で立つことが出来なかったけれど。
なんとか今はそれが出来るようになりました。
ねえ、師匠。
師匠は、何からも逃げなかったですね。
逃げても良かったのに。
F.M.なんて、本当に色んな人に迷惑をかけて、今こうして生きているのに。
ねえ、師匠。
迷惑をかけて、良かったんですよ。
人が生きるということは、誰かや何かに迷惑をかけ続けるということでもあります。
皆すごい怒ったかもしれないけど、なんとか逃げ道を作ってくれようと、きっと必死に動いてくれたのに。
ねえ、師匠。
生きているということは、辛いことの方が多いけど、でも、生きていて良かったと、思ってほしかったんです。
強くて、弱くて、不器用で。
皆の幸せばかりを追いかけた。
優しくて、悲しい人。
でも、出会わなければ良かったなんて、思わないです。
沢山沢山、本当に沢山の幸せをありがとうございます。
あなたがこれ以上泣かないように。
あなたの代わりに涙を流しますね。
F.M.