10月10日 (金)

上高地を歩く

朝5時に起き、手早く荷物をリュックに入れ、いざ外に出ようとすると大変な問題が起こった。

南京錠で内カギがかかっていて外に出られない。

どうしようかと困っていると、女の人がやはり上高地に行くようで、その人に聞いてみたら風呂の方から出られると言う。

どうしてそんなことを知ってるのかと聞くと、部屋に早朝出る人は風呂の方から出てください・・・と書いてあると言う。そういうことか。・・・

 

一難去って、また一難

そこでまた問題が起こった。白状が使えない。昨夜2本の白状は玄関側に置いておいた。玄関が開かない。

5時では家主は起こせない。

そこで白状を持つことなくバス停に彼女と向かった。まだ外は暗い

杖もなく、暗いこともあり彼女はいろいろと支えてくれた。

 

バスは大正池を過ぎて上高地バスターミナルで終点。

彼女は別の方から友人が来ていたようで、ここで別れた。

すでに7時ごろで、大勢の人が行き来していた。

白状持つことなく、一人で歩けるだろうか?

ともかく皆が行く方、おそらく河童橋と思うが、そこへ行ってみることとした。

10分で河童橋につく。

 

ここまでこれたのだから・・・何とかなる

白状が使えなくとも目的地、徳沢園まで行こうと思った。

もし行かれたら、それはそれで良くがんばったとなり、大きな自信になる。

行かれなかったら、それはそれで自分の限界を知ることになる。

 

そこで先へ先へと進んだ。

はじめはつまずいた回数を数えていたが5度、6度・・・となり、あまり多いので数えるのはやめた。。

ともかく道にある石や岩、横たわる木の根、いつもなら2本の白杖で探りながら、遅くとも早く(?)歩けるのだが、今回は道の色が違う、なんか有りそうだと止まって足を少しづつ出してオソロオソロ進む。

つまずいて倒れそうになった時の体を支える2本の白杖がないので慎重、かつ慎重に歩く。

前に行く人の、来る人の動く足は道のある方向の目印になった。

それでも河童橋から2時間半で目的とする徳沢園まで登った。

多くの人の1時間遅れくらいだろうか。