今日もだいぶ歩いた.

歩いた時間は約5時間。

8時半家を出て、国道136号線を通って約 1時間で右に曲がる。

ここから車の少ない道を30分、ここからめったに人の通らない山道に入った。

都会の雑踏を離れ、一人静寂に包まれた中を歩く。

ここらにこんな場所があるのが不思議・・・

ここを歩くのがとても楽しい。

 

うっそうと茂る大きな木に囲まれ

ジャングルに迷い込んだような錯覚

もののけが、妖怪が「こんにちは」と顔を出し

夜は幽霊がでる

 

昼間も暗い。

右や左に折れ曲がりながら登っていく。

暗いので行く先を見極めるのが、大変に難しい。

そんな時の頼りは太陽の光が当たる、明るい部分・・・そこを目指して登る。

あとは白杖で、たくさんの落ち葉に埋もれた、段差を探す。

ここで倒れたらいつ発見されるだろうか?

など考えながら、先に先に。

 

2年ほど前、夜中ここを歩いた。

きっとあれが出ると期待して。

しかし出なかった。

幽霊じゃなくフクロウやムササビなどの野生動物・・・

今度また夜に歩いてみたい。

 

そんな道を20分ほど登っていくと、最後の難関。

危なっかしく狭い階段を10段20段上って車道に出る。

 

迷わないでここまで来れた。

目が悪い私でもここまで来ると

やっぱり「やったぞー」と言う達成感を味わうことができる。

 

友人と話が終わり11時半にここを出た。

歩いている辺りは、観光地として有名な「伊豆の瞳」と言われる「一碧湖」静かで神秘的な湖。

今日は天気も良く、寄って行くのは最高にいい。

しかもリュックに弁当を入れている。

道から1分も入ると「一碧湖」の畔に出る。

奥のほうにベンチを見つけ、そこに座って弁当を広げた。

後ろの紅葉が、湖面のほうに枝を伸ばしている。

その紅葉の隙間から、湖面が小さく波打つのが見える。

 

この季節ウグイスが鳴き、さらに美しくピヨヨヨロときれいな声でイソヒヨドリが、

また時々、特許許可局、テッペンカケタカとホトトギスが遠くで大きな声で鳴く。

湖面を伝わってくる風が、至福を運んでくれる。

これでもかというほど自然発のホルモンシャワーを、

いっぱい浴びて、大変気持ちいい日だった。