不動産屋は私の土地の事情など、いろいろと教えてくれた

それによると土地はパインパイナップル)畑として、屋久島園芸が投資目当てに全国に売り出した。

つまり叔父は投資で買ったことが分かった。

生まれも育ちも茨城県、そして長いことその土地に住んでいた叔父が、鹿児島県の端、屋久島の土地を持っていることが不思議だった。

叔父が、そんなところの土地を買った訳が、今になって分かった。

 

パインの投資とはパイン畑で栽培された、パインを販売して、利益を出資者に還元(配当金)する。

それで叔父は利益を得たか、そこ辺りは未定ですが・・・

今は屋久島園芸はなく、倒産したという。

 

ここから先は私の想像も含めた話です・・・

 

そしてパインが売れたら、その利益を出資者に、配当する。

同時にパインが年に1回か2回、送られてくる。

そう考えるとパインを餌にした、不動産投資の勧誘と言えないか?

出資金は30万円位だったのではないでしょうか?

30万円は、50年前、今の価値に合わせると3倍以上になろうか?

当時、大卒初任給が6万、7万の時代?

つまり100万円位になっている、のでは?

全国から出資者を募集して、それに応募し、出資金を出した人が、12人いた。

叔父もその12人のうちの1人です。

おそらく叔父は屋久島に1度も行ったことない、と思います。

 

30万円が12人。

今のお金に換算すると100万円、それが12人で1200万・・・

土地の評価額は5万円ほど。

まぁ叔父は騙されたんですね。

騙された、と言っても詐欺ではないですね。

出資金だけ集めて、そのままドロンしたら、それは、間違いない詐欺でしょう。

ところが、土地はちゃんと叔父の名義となり、いつしか私が引き継いだ。

だから、詐欺ということではなさそう。

そして、その後、出資者に、利益が配分されたか、パイナップルがちゃんと送られてきたか。

今では知る由がありません。

もし叔父が生きていたら、ぜひ聞いてみたいものだ。

 

ここまでは、あくまでも私の想像を含めた話です…

 

叔父は騙された。いやいや出資金に見合う配当金はあり、パイナップルも送ってきた。

しかしそれも、どうであれ、ひと昔、50年も前のこと。

今更それはどうでもいい。