浜辺の美 (11/22(金) 日南市

 

 

「内之浦ロケット発射場」を過ぎて海近くまで下った。

教えてくれた「岸良海岸キャンプ場」はもう少しで着く予定・・・

所がその前に、また幸運あり。

それはキャンプ場、少し前に居酒屋があったこと。

なんだ。食べ物屋は、あるではないか。

聞いた話とは少し違うが、いい方に転んだので問題はない。

「居酒屋・りん花」と看板がある。

キャンプ場の近くにあるので最高。

飯だ、酒だ。

中に入ると5~6人の人たちが、輪になって飲んでいた。

一斉に私を見て、こっちに来いと大歓迎されたようだ。

場所がら、みんなここの常連客だろう。

私も楽しく輪の中に、入れてもらって、自転車旅の話など、聞かれるままに答えた。

食事とビール、ウイスキー、それに楽しいお話し付きで、合計2100円だった。

 

食事を注文すると、ご飯が終わった、と女将が、申し訳け無さそうに言う。

それを聞いて、夫婦でいたお客が、「家にご飯があるので持って来る」と席を立った。

しばらくして、「これくらいでいい?」と持ってきてくれた。

見ると茶碗に山盛り。

日本の古き伝統が、ここに残っていた。

みんな仲のいい隣近所の、飲み仲間ということか。

客の一人が「今夜、どこで泊るのだ」と聞いてきた。

私・・・「この先のキャンプ場で」

その人が「この店、奥が広いから、テントを張らせてもらえばいい」と言い、「なあ、いいよな」と女将に言った。

女将は「構わないけど、小はいいけど、大は困る」

つかさず、そのお客が「大はキャンプ場近いから、そこのトイレでやればいい」と。

そんなことで、居酒屋の奥で、テントを張らせてもらうことになった。

奥は広く、やわらかい芝生があり、その上でテントを張らせてもらった。

お客さんのおかげ、

女将の好意、

おまけに草のおかげで、ふさふさして、

全部含めて心温かく、ゆっくり寝れた。