ところで警官は、氏名と住所、携帯番号など聞いたが、身分証明者の提示も求めたわけでもない。

結局、密漁でも密入国でもないとわかったから、それで十分なのだ。

警官は善良なる(笑)旅行者と分かったので、安心して役目終了か。

 

警官・・・「どこまで行かれるのですか?」

「鹿児島最南端まで・・・」

帰る時、「何かあったり、寒くてどうしようもない時は、警察に電話ください」と、大変親切だ。

これには笑うしかないけど。

 

「そんな事より、走り屋がうるさい。どうにかならないか」

警官・・・「ここらはカーブが多いので、良く走っているんですよ」と言っていた。

警察官が帰って、しばらくすると、もう夜中も遅いからか、走り屋は居なくなった。

 

やっと静かな夜が来た。

 

夜深ける クルスの海に 我ひとり

・・・クルスはポルトガル語で十字、日本式には十字の、叶う海と命名しても良いと思うが・・・

 

夜中に人はここには来ないし、静かで、星はきれい、最高のテント場だ、と考えていたが・・・

かなりの誤算、判断ミス。