「お休みの所、夜間すいません。警察です」

警察、やばいな。テント禁止場所かな?

テントを開けて、外を覗くと警官が2人いた。

「この寒いのに、凍え死んでしまうのではないかと、アベックが心配して」・・・「警察に連絡が来ました」

「ここはクルスの海という観光地で、アベックが、願いを叶う所として、夜中でも良く来るんです」と言う。

アベックが警察に連絡・・・とすると自殺ではなかった。

良かった。

それにしても、ずいぶん親切なアベックが居るものだ。

ありがた迷惑、迷惑、おせっかい、と言うもの。

 

凍え死ぬこと解って、テント張るバカどこにいる?と自殺アベック言ってやりたいよ。・・・

確かにこんな所で、こんな時期テントを張る人は、ほぼ居ない。

警察としては、不審者、密入国者などと思ってここに来たのだろう。

きっとそれは間違いない。

ここらは「密漁、密入国は許さないぞ」と標語のある看板を良く目にした。

「不審と思ったら、すぐ警察に連絡を」と書いてある看板も多い。

南九州で走っていると、そんな看板を、あちこち目にした。

密入国者でなく、単なる旅行者ということで、自殺アベックも 警察も空振り。

 

あの自殺アベックは、来るときはテントに気がつかないから、普通に足音を立てて話しながら来た。

帰りがけテントを見つけて、密入国者と思い、靴音も忍ばせ、そーと帰った。

そして警察に通報した。

おかしい・その1・・・ 寒い事、承知なのだ。凍え死ぬかよ。

おかしい・その2・・・ 寒さに凍え死んでしまうと心配したら、靴音忍ばせて帰るかよ。

おかしい・その3・・・ 密漁者がこんな海の遠い所にテント張るかよ。

おかしい・その4・・・ 密入国者が、まっ黄色な目立つテントなど張るかよ。