テントに入って横になっていると、遠くから来る人が驚くほど良くわかる。

地面を伝わる靴の振動・・・、コツコツコツコツは地面から、枕を通して伝わる。

コツコツコツ2人の足音、そこでアベック(今はペアとかカップルとかいう)が来たことが解る。

思えばここは「クルスの海」願いが叶う恋人の聖地・・・

夜中でもここに来て、海を見下ろしながら「叶」という字を見て帰るのだろう。

 

それ以上にうるさい騒音は走り屋。サーキット族、暴走族。

「クルスの海」の駐車場でターンするらしい。

その音は遠くからだんだん近づいてきて、テント近くを通り、一瞬静かになったと思ったら、

突然バウン・バウン・バッバババ~キーキー・・・大騒音をまき散らしながら、遠くに去りやがて消えて行く。

その後は、静寂そのもの。

 

行ったなと思っていたら、しばらくしてまたあの音。また来る・・・だんだんと音が近づいてきて。またテント近くを通って駐車場でターン・・・バッバッバババ~キーキー・・・

夜中じゅう、何度も何度も、繰り返すので、うるさくて寝られない。

テント場を、替えようかと考えても見た。

しかし夜中に移動は、めんどうくさいのでやめた。

我慢するしかないか。