吉野川の堤防を走っていると、遠くにポツン、ポツンと家が見えてくると街に近づく。

そんな何でもない、のどかな景色も好きだ。

どこにもありそう風景だが、ただそれだけで、飽きることはない。

 

ずっと走っていると、いつしか夕方になって来る。・・・

今夜はテントも濡れているし、干すためにどこかの宿と思ったが、走っているうちに、最高のテント場を見つけた。

堤防少し下、ここはいい。ここは最高だと思わず声をあげる。

今夜はこの場でテントを張ることにした。

テントの下は、草もほどほど生えていて、引き布団の役目のしてくれそうだ。

 

そんな遠くないところに、居酒屋が目に入った。

やった。そんなことで、テント場として最高、居酒屋もある、今夜は両手に花が咲いたようだ。

私のひとり旅、テント、その近くに居酒屋がある。

居酒屋めぐりも、この旅では、楽しいことの一つ。

居酒屋で飲み、食べ、話して、テント場に帰る。

そして静かに休む。

 

この場所はJR徳島線「学」(がく)と言う変わった名前の駅近く。(駅も線路も見えないが)