丸山です。



5月のワールドゲームスに向けて、4月11・12日に最後のlVF日本代表合宿が行われました。
この一年監督の思い描くチーム像を目指し、全員が一丸となって取り組んできたと思います。

私達日本代表の戦いは守備から始まります。
まず基本中の基本として、ポジションの入れ替わりの激しいフットサルでは、誰がどのポジションに入っても、同じ様に動けなければいけません。
それは視力や視野の障がいに関係無くです。
とても難しい事ですが、選手一人一人が声を出し、仲間の力を把握し、イメージを共有する。それを必死に摺り合わせてきた一年だったと思います。
日本代表として、まず、この守備をしっかりこなすことが、最も重要な役割になると思います。

では、私個人に課せられた役割や強みとは何でしょうか?
以前、監督に選手紹介して頂く際に、スピードとボールタッチに優れていると、評価して頂いた事を覚えています。
そうした自分の特徴を、抱える怪我や非常に大きな外国人選手に臆することなく発揮する。
言ってみれば当たり前の事ですが、世界戦の経験が無い私にとっては未知のことです。
ですが、そんな時に、合宿でお手伝いして頂いたトレーニングサポーターの方達を思い出します。Fリーグのサテライトチームのような、遥かに格上の方々と戦い、指導して頂いた事もありました。世界戦を控える私達にとって、それはとても貴重な経験で、財産になりました。
それこそが何よりも大きな強みになる筈です。
5月のワールドゲームスでは、その経験を活かし、存分に力を発揮して来たいと思います。