ないものねだりを続け 僕はどこへ行くのかな
愛想笑いが得意な 君は何を待っている

あけっぴろげにひけらかす 愛もその知識も
掛け違えたボタンのように ただ縺れ合い彷徨う 漂う

ああ 今 哀しみは頬を伝い流れる
まるで空っぽな心でもまだ痛む
伝えたいこともない 歌うこともない
言葉なんて見つからない ねぇ
こんな歌はどう?

辻褄合わせの間に合わせにもなれぬ
成れの果てがこれ

ああ 今 哀しみが地に落ちては昇って行く
三度 空っぽな心を満たしていく雨
伝えたいことはさ 歌うことでも
言葉にすることでもない
ただ 誰かに僕を認めてもらいたいってこと
ね? ないものねだり