ひさしぶりの更新です。
一年は早いものでもう11月、コンビニのレジに年賀状が並ぶ季節に
なりました。来月はもう年末、そう!「大掃除」の季節がいよいよやって
来ます。


今回は掃除の失敗例をひとつ紹介します。
みなさんは壁紙の掃除をした事がありますか?
中でも喫煙できるお部屋の壁紙はちょっと水拭きをしただけで雑巾が茶色に染まり壁紙の元の色が出てきます。壁紙って平均的に汚れるから普段はあまり気にならないのですが一度気にすると・・・・
このブログを読んだが為に気になっちゃった方はごめんなさい。
その代わりにちょっと良い事を教えます。


壁紙等の掃除で良くある失敗例は・・・・


通販等で強力な洗剤を買って洗剤を直接壁紙にスプレー、
すると地球の引力で洗剤は下に流れて行きます。そう、
ほっぺたのお肉と一緒で歳を重ねると地球の引力に勝てません。

そこを拭き取って見ると・・・あれ?スジが残って取れなくなっちゃった~。
CMと同じやり方なのにぃ~。


こうなったらなかなかスジは消えてくれません。


スジを作らない為にはちゃんとした方法があるのです。
「掃除の基本は上から始めて最後に下の掃除」良く聞く言葉ですね。
私たちプロの方法は壁紙やバスルームの壁、「垂直面」ここに強力な洗剤を使う時は「下から上へ」攻めて行くのです。


まず雑巾やスポンジに洗剤をスプレー、直接壁にスプレーする事はありません。そして下から洗剤を塗って行きます。上から洗剤を塗るとスジの原因にもなるし洗剤が下に流れてスポンジを当てた箇所なんだか洗剤が流れただけなのかはっきりと解らなくなってしまいます。(この方法はバスタブの垂直面にも有効)
汚れが浮き出てきたらすぐに水拭き、前回のブログで出てきた「残留洗剤」を残さないように注意しましょう。「残留洗剤」が残っていると今度はそれが汚れを呼びますからね。


最後に、壁紙の掃除は年末の大掃除で一度に全部やってしまおうと
思わない方がいいですよ。時間と体力を使います。
他の掃除ができなくなっちゃいます。
年末までにちょっとずつ進めて行くのが良いですね。
「今度の日曜日はリビングの北面、時間が有れば東面も」
「明日は仕事から早く帰れるからリビングの狭い西面」
こんな感じでちょっとずつ進めて行けば年末までにほとんど綺麗に
なっちゃいます。はい。


あっ、そうそう。この洗剤を使う方法はビニールクロスとか液体を
吸い込まない壁だけですからね。布製の壁紙とか水性塗料の壁には
液体は使えません。輪染みの原因になってしまいます。


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