月とテブクロ -4ページ目

月とテブクロ

徒然なる侭に。

久々に東京徘徊。

もう、どうしようもなく徘徊したいよって。

時計を見れば午後五時。
ごごご、五時。

行きたかった鶴見の方はGWなので、稼働してるのかどうか謎であるし

私が彼処で好きなのは、
夕方の浅野駅。
浅野駅は、鶴見線の分岐点の駅で猫が居る。
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まあ、今回は間に合わないので諦めて。

とりあえず、一番近い海へ。

浜松町から竹島桟橋へ。
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浜松町駅名物の小僧もこどもの日。

竹島桟橋へ着くと、もう真っ暗だった。

夜の東京湾の水面は、漆黒のエナメルの様につやつや、ぬるぬる光っていた。

世界はこんなにも美しいというのに。

目に見えない物に怯えて暮らす事にもウンザリして、
もう見ないフリをして暮らしている。
本当の事が何なのかはわからないし、
もう無知な自分を責めるのも厭だ。

私は此処以外に暮らす事は出来ないのだから。

竹島桟橋からゆりかもめで新橋へ。

新橋駅も綺麗になってしまうのかな。
どんどん変わって行く。
見慣れた景色が、消えて行くのは悲しい。寂しい。

東京は私を置き去りにして、変わってしまう。

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新橋から有楽町経由で丸の内へ。

五月の丸の内は、街路樹が瑞々しく
とても気持ちいい。
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お外でご飯、気持ちいい。
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お酒は飲まずに。

有楽町からメトロで帰宅。

これもひとつのハッピーエンド。

iPhoneからの投稿
井上陽水の曲では無く。

私の恐怖は夜、眠れない事。


朝が来るのが
本当に怖い。

夜、どうしたって眠れずに居る私の家の回りに
新聞配達のバイクの音が聞こえ始める。

真っ暗だった部屋は

蒼く、青くなっていく。



私はもう苦しくなって、
逃げてしまいたいと
願うけれど

そんな私を
朝は待ってはくれなくて

いつも灰になりそうにフラフラと
起床する。


どうしたら夜、眠れるようになるのだろうか。

ここ暫く、安眠でしたのに。




どうか

安らかな
眠り
下さい。

くる

しい