月とテブクロ

月とテブクロ

徒然なる侭に。

Amebaでブログを始めよう!
日々思いつくがまま垂れ流していたものの。
如何なものかと思いつつ。

短文投稿型に慣れてしまい、文章を構築することが面倒になってしまったのか。

今朝も目覚めるとキラキラの朝で
瑞々しい緑があざやかに光っていた。

私は頭の中がまだ少しふわふわしたまま
まろやかな空気感の中を歩いた。
明日は何を着て行こう。
明日はどんな顔で待ち合わせ場所に行けばいいのか。

この数ヶ月の間に縮んだ距離感についてとか
保ちたい距離感についてとか
お互い変わった印象についてとか
大人とは一体なんなんだろうとか

そんな事を考えながら仕事に出かけた。

地に足がついていない
頭の中もふわふわしているし
なにしろ心がふわふわしている
あまりそれは歓迎された事ではないのだが
今は浮遊感を楽しんでいたいのが本音である。
大人なのだからもっとしっかりしなければならないのに、どこか浮ついている。

なんとなくこっちについていけば
良いような気がしたから。
勘が当たるかはまだわからない。

こんな夢を見た

で始まる夏目漱石「夢十夜」私の最も好きな漱石の作品の1つである。

しかし毎日「こんな夢を見た」と夜中の3時4時に目覚めていた日々だが、
遂に今朝に至っては2時台に目が覚める。

余り気持ちの良くない夢。
恐らく仕事のプレッシャーや、様々な抱える事を放棄した悩み等が原因なのか。

昨日に至っては最悪の悪夢で、身体が重いとうなされ始め苦しくなり目覚めると(恐らくまでこの時点で夢の中)女が私の上に乗っかり、私の首を殺意を持って絞めていた。
殺されるのかなと恐怖を覚えつつも
〆さばでは無いのでしめられるのは困るなあ、と
至極仕様もない事を頭に浮かべつつ
うわああああとガバッと起きる草木も眠る丑三つ時。
私は恐怖に震え、隣の部屋の猫を抱きかかえて
ベッドに潜り込む。
10秒で猫キックの餌食になり、腕の中から脱獄されてしまった。
しかし相思相愛の間柄。
手の届かない距離に香箱座りをし、真っ直ぐに私を見守ってくれていた。
嗚呼、猫型守り神。今日はおのれは猫型守り神だ、と思った。側に居て。怖いから。

猫は黙って目を細め、真っ直ぐに私を見ていた。
私は安堵に包まれ、見事二度寝に成功。

もしかしたらあいつは本当に守り猫なのかも。

ブログを再開したのは吐き出したいからで、私は此処に今何を思うかを若い頃のようにドロリと吐き出したかった。
文学的な才能もないのに、また文章を書きなぐる事を放棄していたからカンも全く戻っていない。

私の中のドロドロとした気持ち。
日々この東京という戦場で私は戦っている。
このブログを始めた頃の私の主戦場は現在の戦場では無かった。
私は私らしくいられていたのだと思う。

立場も変わった。
私はもっと上手くやらなければならない。
あの頃の私より主戦場の精鋭部隊である事を必要とされている。
負けたくないし、結果を出したい。
上手くやりたいし、人をうまくまとめたい。

自分らしさを取り戻しつつ、前に進んでいきたい。野心ではなくなりたい自分に近づきたい。
ベストは尽くせているのか。
今日はこれが出来たけど、これが出来なかった。
日々の振り返り。
私は成長したい、昨日より、一昨日より。

私にできる事、私にしか出来ない事、なんだろう。負けたくない。
ここで負けたら私は潔くこの仕事を辞めると思う。だからこそ最後できる限りやり尽くしたい。
たとえ時間がかかっても、不器用だとしても。

今は多分、そんな時期で
自分と毎日戦ってる。

最近文章を書く事をやめてしまった。

私は行き場のない屈折した魂のはけ口として
テクノのフロアで残存HP3くらいになるまで汗だくで踊るか
吐き出すように心情を吐露する日記を書く事で折り合いをつけていた。

ライフスタイルの変化もあったし、
仕事や家事に追われる事で、書く事をやめてしまったし
最近の世の中は短文投稿型に変化したし、寧ろ今画像メインですしおすし。

そんな中で私は少し欲求不満になっていた。
文章を書きたくなった。
いろんなツールを選んでみたけど、とりあえずここに垂れ流す事にした。

私が私をもう一度見つめ直すいい機会だと思い。
だから別に面白いことも書かないと思うし、
ただの吐き出し口と私がこの時何を考えていたかの記録というだけ。

残念なのはこの死ぬほど色々と波乱万丈だった一年間の記録を取っていなかった事だ。
父の病との記録、私の心情、大切な人の死など。
あの時私は何を思ったか断片的にしか覚えていない。

桜を見る事を諦めた時の事とか、
新緑の緑が鮮やかできらきらして眩しかった事とか
悲しくて、でも人前で泣いたりできない性分なので
帰りのバスの中で少しだけほろっとしては帰宅するときにはしゃんとした面持ちに直した事とか
胸がえぐれる痛さとか。

なんかそんなこと。