「マイケル・K」 | 浴衣・スリッパ・枕

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町内会長になったよー

マイケル・K (岩波文庫)/J.M.クッツェー

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そろそろ昼飯の時間も近くなった頃、自宅でクッツェーの「マイケル・K」を読んでいると玄関のチャイムがなったので、先ほどゆうパックで旨いものが届いたばかりだし、今度はヤマト運輸で何か届いたのだろうと期待して出てみたら、牛乳の宅配の営業の人だった。

ねーさん、そのカバンに牛乳の20本も入ってるんでねーが?

2,3日経ったら空き瓶を取りに来るので、その時には感想を教えてください、と言うので、何度も家に来られるのは嫌だし、速攻で一本飲ませてもらい、「いつも紙パックで飲んでいるから(ビン牛乳は)いらないです」とお断り申し上げ。

その後、気分を変えるために近所のスターバックスへ。金曜日でも昼の早い時間はまだそんなに混み合っていない。

マイケルの病気の母親がわりとあっさり目に、ページを消費することもなく死んでしまったときは「それなば、おが速えあんでねー」と感じた。

「明日があるさ」に「モーラ イス ハボ ア ダッハ」のルビがふって有る。いったい何語か、後で調べる。

「思い返してみると、俺がやった間違いは、十分な種子を持っていなかったことだ」(p283)