禁煙のあり方 Part2 | 禁煙セミナー.com 山崎裕介のブログ

禁煙のあり方 Part2

自称カリスマ禁煙コーチの山崎裕介です。


このところ、清々しい天気が続いています。
花粉症の方も、スギ花粉が終わりヒノキの花粉も終わりを告げ、
外のさわやかな空気を思いっきり吸って、深呼吸をしても大丈夫な季節になりました。

深呼吸をするだけで、私たちは自然にリラックスできるようになっているのですから、
これを利用しない手はありませんね!

時間があれば、深呼吸の後で5分~10分瞑想することで、
固まっていた心がほぐれて、少しずつ広がってくるようです。

お時間のある方は、是非お試し下さい。


さて、今日は以前私の禁煙セミナーを受講して頂いた仮称Cさんの例をご紹介したいと思います。

Cさんは、ヘビースモーカーでした。
肺がんの手術をされた後、お医者様からタバコはかたく禁じられていましたが、
どうしてもやめられなかったようです。

Cさんは、60歳を越している方で、東京と香港に会社を持っていらっしゃいました。
香港には、メイドもさんもいたそうです。

タバコが身体に悪いのは、百も承知のCさんは、ありとあらゆる禁煙方法を試しても
旨くいかなかったそうです。
そして香港にいたある日、意を決して禁煙にチャレンジしたのです。

Cさんは、タバコを吸うのは「タバコを吸いたい気持ち」が湧いてくるからだ、
だから、この「タバコを吸いたい気持ち」を何とかすればいいのだと
気付いていらっしゃいました。

その時の禁煙方法とは、自分で自分を部屋に閉じ込めて
3度の食事だけをメイドに部屋まで持ってこさせて、
一切外部との連絡を遮断して、禁煙だけに集中するという他の人では
まねのできない方法を講じたのです。

昔で言えば、座敷牢にご自分を閉じ込めるといったところです。

その時は、今までの禁煙で最長の3日間持続したそうですが、
4日目にとうとう我慢できずに、自分から部屋を出たそうです。

Cさんまで行かなくても、似たような禁煙方法を取られた方は、
多いと思います。

実際に私自身、18年前には同じように意志の力で「タバコを吸いたい気持ち」を
抑えつけて何度も禁煙にチャレンジしては、跳ね返された苦い経験があります。

Cさんは、ここまでしても何故禁煙できなかったのでしょう?

何処に問題があるのでしょうか?

Cさんにとって、今やタバコは自分の寿命を縮めている凶器のようなものになっていました。
だからこそ、直ぐにでもタバコをやめたいと思って、禁煙にチャレンジし続けていたのです。

しかし、一方では、身体に悪いとわかっていても、心を落ち着かせてくれる大切な存在でもあったのです。

相反する価値観を持っているために、Cさんは中々思い切って前に進めなかったです。

まずは、タバコに対する価値観を整理する!

これは、大切なことです。

ほとんどの方は、一日に吸うタバコのほとんどを無意識で何も考えずに吸っています。
タバコと向き合う時間をとって、自分でまずは整理することをお勧めします。

もう一つの失敗の原因。

これこそほとんどの喫煙者が陥るワナです。

「タバコを吸いたい気持ち」を何とかして抑えつけようとしたことです。

過去のブログに何度も書いていますが、この「タバコを吸いたい気持ち」を
私たちは、普通の欲求と同じだと思って何とかコントロールしようとします。

ところが、実は、この感覚は、何かを買いたいとか何かをしたいという日常の
欲求とは別物で、タバコが作った不快感を何とか避けたいという感覚だと気付いていません。

通常の欲求は、我慢すれば何とかコントロールできているので、
何度も繰り返しては、失敗します。

このタバコが作った不快感は、通常の欲求とは違うので抑えつければ
抑えつけるほど抵抗し、逆に新たな苦しみを作り出す結果になってしまうのです。

良かれと思ってやっていることが、余計に苦しみの元を作り出すという
ジレンマに陥っているのです。

これに対しては、まず不快感を不快感と認識して受け入れる!
(この具体的な方法に関しては、以前のブログをご覧下さい)

Cさんは、価値観を整理して、抵抗を無くすことで、あっけないくらい簡単に
タバコから解放されました。



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