避難所でタバコをやめたいと思っている方へ | 禁煙セミナー.com 山崎裕介のブログ

避難所でタバコをやめたいと思っている方へ

自称カリスマ禁煙コーチの山崎裕介です。


実は、今日以前私の本「あなたも30分でタバコがやめられる!」を
読んでタバコをやめていた方からご連絡を頂きました。

その方は、今回の大震災で被災され、現在も避難所で
厳しい条件の中で生活をされているそうです。

せっかくやめていたタバコをあるきっかけで吸い始めて
その直後に震災に遭遇されたそうです。

避難所では、当然タバコが手に入りにくいそうです。
そして、禁煙を考えているのですが、避難所生活はストレスが異常なまでに溜まり、
なかなかタバコを手放すことができません。

この様なご相談を受けたので、急遽アドバイスのメールを差し上げました。

急遽出したメールで、このブログで何度も書いた記事とダブっているところは多くありますが、
参考までに、今回ここに記載しておきます。

また、避難所で生活されている方の中で、
面倒なのでタバコをやめたいと思っていらっしゃる方が多くいらっしゃるようであれば、
交通費だけ何とかしていただければ、無料で禁煙セミナーを現地に行って開催することはできます。

もし、そのようなご希望があれば、遠慮なくご連絡下さい。


以下にアドバイスを記します。

タバコの厄介なところは、どんな方法で禁煙に成功しても、またどんな理由で
タバコを再び吸い始めても、一度タバコを吸い始めると、中々タバコを吸う事を
客観的に捉えることができなくなることなんです。

私自身、25年間吸い続けていたタバコとやっと縁が切れて
タバコのない自由と健康を楽しんでいたのに、
一年記念で試しに吸ったタバコが元で、再び喫煙者に逆戻りした
苦い経験があります。

再喫煙し始めた当初は、いつでも止められると高を括っていたのですが、
いつの間にかタバコをやめられない自分に気づいて愕然としたものです。

そして、やっとこれではいけないと思って再度、禁煙にチャレンジしようと
決意するまで、一年間かかったのです。

それだけ、一度タバコを吸い始めると以前どうやってやめたか?
また、タバコを止めていた時の気持ちの良さを思い出すことができなくなります。
これこそ、タバコが作ったプログラムが活性化した証拠なのです。

タバコが作ったプログラムが活性化すると、
まず、タバコをやめること自体に不安を感じます。

「今、本当にタバコをやめても大丈夫だろうか?」

この不安が頭から、離れなくなるんです。

この不安を引きずっている限り、腰が引けた状態で禁煙にチャレンジするので
実際には、禁煙に踏む出せずにスタートラインに立ったまま、
最初の一歩を踏み出せずにいる状態だと思っていただけば、わかり安いでしょう。

何故か?

タバコが今感じているストレスを和らげてくれている!
現在の不安な状況を緩和してくれている!

という思いがつのって、タバコを手放すことが怖くなるんですね!

ところが、よく避難所の中を見渡していただくとお分かりになると思います。
ゆっくりと見渡してください。

タバコを吸わない方は、タバコを吸うことなく、現在の困難な状況を
受け入れつつ、何とか生活をされているのにお気づきになるはずです。

何故、タバコを吸う人だけが、タバコを吸って(タバコを吸う努力をして)
「避難所生活の異常なストレス」を緩和しなければならないんでしょう?

タバコを吸わない方は、タバコを吸わずに何とかしているのです。

条件は同じはずなんです。

何故、タバコを吸う人だけが、手に入りにくいタバコをわざわざ吸わなければ
ストレスに立ち向かえないんでしょう?


答えは、本にも詳しく書いている通りです。(このあたりを意識して再度読んでみるとハッと気付くことがあるかもしれません)

その答えは、タバコを吸う人だけが、タバコが作り出したストレス
つまりイライラ、ソワソワ、落ち着かない気持ち等の不快感を感じるからです。

そして、タバコを吸うとタバコを吸った瞬間だけこのタバコが作ったストレス
つまりイライラ、ソワソワという不快感がなくなります。

しかし、タバコを吸った直後から、再びじわじわとタバコが作った不快感は
時間をかけて、起こってくるので、またイライラ、ソワソワした気分を感じます。
そして、同じようにタバコを吸うと、この不快感は、瞬間だけなくなります。

タバコを吸うという行為は、これを繰り返しているに過ぎません。

そして、タバコが作った不快感(イライラ、ソワソワ)を感じると自分は
「タバコを吸いたい」のだと感じ始めます。

なぜなら、タバコが作った不快感はタバコを吸わなければ消えないからです。

タバコを吸った直後から、再びタバコが作り出すイライラ、ソワソワという
微妙で微細な不快感は徐々に徐々に30分、40分、一時間とゆっくり時間を
かけて作られていきます。
その間にも、避難所生活のストレスは当然感じています。
すると、避難所生活のストレスとタバコが作るストレス(不快感)は、
渾然一体として感じられるようになっています。

つまり、この二つのストレスに境がないのです。
そして、タバコを吸うとタバコを吸った瞬間だけタバコのストレスはなくなると
境目のない避難所生活のストレスまで、緩和されたような錯覚に陥るのです。

この結果、
タバコは、自分を支えてくれている!
「今、タバコをやめても大丈夫だろうか?」
という不安を感じるようになるんです。

では、何故タバコを吸う人だけがイライラ、ソワソワという不快感を
感じるかというと、
タバコを吸い始めると、体内で作られていたアセチルコリンという物質が
作られなくなります。
このアセチルコリンは、ドーパミン、セロトニンという私たちの感情を
ゆったりと安らげる効果のある物質をコントロールしています。
ところが、タバコを吸うとアセチルコリンが作られなくなるために
ドーパミンやセロトニンが旨く機能しなくなって、イライラ、ソワソワする
感じになるのです。
つまり、自律神経失調症のような感じ、軽いうつ状態になった感じです。
だから、平均するとタバコを吸う人は、吸わない人に比べて気分が落ち込んだ
状態にいるんです。

タバコをやめると、直ぐにアセチルコリンが体内で作られるようになります。
だから、タバコをやめた方が、元気になって前向きになり、
疲労感や倦怠感を全く感じなくなるのは、このためなんです。

だから、タバコを手放す心配はないんです!!

タバコは、お金と時間を浪費して、毒まみれの煙を身体に取り込み、
身体を痛めつけ、精神的に落ち込んだ状態を作っているだけです。

一度も、一度たりとも、私たちを助けてくれたことも支えてくれたことも
無いんです!!!

だから、タバコをやめても大丈夫なんです。

思い立ったが吉日です!


続きは、次回に!


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山崎 裕介
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