とても良かったので中川大輔さんが出演するモアザンワーズに関して

予告編の範囲内でのネタバレと共に作品を語らせていただきます。

尚、原作は読んでいません。

原作を読んだ上で、ネタバレ全開をまた書きたいですが、その前に中川大輔さんと青木柚さんの話を。

 

ボリューム的には

中川さんのバックボーン(今までのエピソード)がとても多いです。


まず最初に前提としてお話ししたいのは

私はこのAmazon Originalドラマ

モアザンワーズ More Than Words

 

予告編を見て

ああ、「結構、しんどそうな作品っぽいな」って思っていましたが

想像していたほど、キツくなかったです。

胸の中にちくりと刺さる感じ。

 

「バッドエンドか?」

と聞かれたら私は迷わず「No」というか、と。

 

そして、ぶっちゃけあらすじを読んで予告篇を見ると

だいたい話は「まんま」なので正直ネタバレもクソもない気がします。

 

 

▼ネタバレを 多分に含む 予告編 (心の一句)

 

 

総括的な感想としては、切なさは残るけれど見応えのある良作という評価。

 

<あらすじ>

あの青春の日々は、ときに優しく、ときに切なく、いつもはかなく輝いている

同じ高校に通う、親友だった美枝子(藤野涼子)槙雄(青木柚)

一緒に始めたバイト先で大学生・永慈(中川大輔)と出会い、3人はつるむようになる。

ある日、永慈が槙雄を好きだと言い出し、2人は結ばれる。

しかし周囲が交際に反対。

槙雄と永慈を引き裂こうとするなか、美枝子が彼らのために2人の子供を産むことを決意。

3人の特別な関係は徐々に変化していく。

そんなとき、槙雄は元同級生の朝人(兼近大樹)と偶然再会し……。

若者たちの痛々しいほどピュアで、美しくも切ない青春群像劇。

 

 

中川大輔さんについて(ボリューム過多注意)

 

 

イフ恋から、この作品に入ったので、イフ恋目線で話します。

この作品に出演当時の彼は24歳。

武蔵野美術大学造形学部建築学科を2020年3月に卒業していらっしゃるので卒業2年後の作品となります。

 

◾️MensNon-Noでグランプリを取った話

今から9年前の2016年11月、 中川大輔さんは、メンズノンノのオーディション最高峰・グランプリに選出されています。

この時の彼はまだ18歳で大学1年生!すごく初々しいですね。

 

▼2016/12/10 2016年11月10日開 メンズノンノフェス2016 

第31回メンズノンノモデルオーディション結果発表

 

◾️美大生時代の話

建築学科はデッサン受験。の様ですね。

▼2021/11/13 俳優・中川大輔の「意外な特技」を披露

 

ずっと建築学科を学ばれ資格取得を目指されていると思いきや

途中で絵を描く方が好きになっちゃっていることが別記事で発覚しました。

どうりで舞台挨拶の時の絵が上手なわけです。

建築ってアートなんですけど、日常に必要なものを入れ込まないといけない。

うまく現実とのバランスが取れる人が建築家に向いているんだと思ったんです。

絵はそういうこと関係なく、描きたいものを100パーセント表現できると思って。

(装苑 2024.11.28)

▼出典

 

あ、さらにご存知の方はご存知だろうけど彼は少年ジャンプに漫画を持ち込んでいますね、中川さん。

実はジャンプ編集部に漫画を持ち込んだこともあります。

「漫画『バクマン。』みたいに電話番号渡されたら才能あり? 名刺をもらったら専属か?」なんてワクワクしながら行ったのですが、見事に惨敗。悔しくてもう一度持ち込んだけど、結局ダメでした。

(装苑 2021.11.20)

経歴、面白すぎる…。

 

◾️筋肉すごい話

さて、モアザンワーズを演じられたのは「イフの世界で恋がはじまる」の3年前。

大柄なのにどこか華奢な印象もあり、イフ恋最終話の幻の「ハルクの二の腕」より、ほっそりしていらっしゃる印象があります。

モアザンワーズから現在までの間に二の腕周り倍になった?というくらい体つきが変化されています。

発端は2019年、メンズノンノで筋トレ企画が行われたあたりでしょうか。

 

なんかこの企画リンクが切れていたり途中からタイトル変わっていたりとっ散らかっているので全部まとめてリンク貼っておきます。この体作り企画は美容も含めると本当はもっとありそうなのですが貼り付けていたらキリがないので時間があれば掘り起こされることをお勧めします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼2020/07/07  #中川大輔 #腕立て #鈴木仁

 

▼2020/07/07  #中川大輔 #ナイトルーティン

 

▼2021/05/14  #中川大輔 #棚橋弘至 #新日本プロレス

 

▼2021/05/25  #中川大輔 #棚橋弘至 #新日本プロレス 動画

 

ちなみに2021のViViの取材においてはイケメン三箇条として

一、色気がある
二、視野が広い
三、筋肉質

を挙げられています。

 

 

青木柚さんについて(情報量少なすぎ注意)

 

さて、青木柚さん。

なにぶん攻め専なので、興味以上に能力として、あまり発信できません

あらかじめご了承・ご容赦のほどよろしくお願いいたします。

 

▼ちなみにさきほどの装苑・上白石萌歌さんの対談企画、中川さんの3号後のVol26は青木柚さんでした。

 

、このモアザンワーズ出演当時は21歳だったようです。

 

 

青木柚さんの大学・専攻に関しては「日大芸術学部」ということがまことしやかに色々なものに書かれていますが、ソースを探した結果なかったので「不明」とだけ。あくまで興味外以前に私の能力不足です。

 

最近記憶に新しいのは「じゃあ、あんたが作ってみろよ」で高円寺の沼男「ミナト」を演じられていました(そんな役紹介じゃないけど)

ミナトみたいな感じ、東京都杉並区・世田谷区に3000人くらい棲息していそうだなーってあのドラマ見て思っていました。

 

ちなみに青木さんは「カメレオン俳優」との評価を受けている様です。

 

▼次世代カメレオン俳優の”才”と”ハタチの決意”

 

私は彼の作品をじゃあつくとプロミスシンデレラ、そして本作くらいしか見ていないので、言及する資格がないのですが、3作にも役柄にギャップがあるし、この記事を読む限り「作品ごとに見せる表情が違う俳優」として一定の評価を受けていらっしゃる方のようです。あ、あとジョニデの「MINAMATA」にも出演なさっていらしたのですね。

 

ちなみに私が個人的にカメレオン俳優だと思っているのは菅田将暉さんと成田凌さんですがそんなことどうでもいいですね。

 

そんな中、面白い記事を見つけました

 

▼青木柚が演技上手いのに下手と言われる理由3選|共演者との差がやばい

 

演技が下手?下手とは全く感じませんし、誰が言ってるのかもわかりませんが、植物的すぎて印象に残らない、華々しさのない印象はありますよね。華も植物ですが。

でも力を抜いた感じのフラットな演技は一定の需要があって、本作品もまさにそのうちの一つなのだろうと思うし、ひょうひょうとしたキャラクターだからこそ、本作の青年像を描けたのだと考えます。

 

 

 

中川大輔 さん×青木柚 さんという植物系コンビだからこそ描けたもの

 

本作は、中川大輔さんと青木柚さんという、お二人のキャスティングが絶妙でした。

 

 

見事にどちらも草食系で口を開けて何かをもらえるのを待ってる感じ。

だから、二人とも明確な目標もないし、現代っ子っぽい、草食動物っぽい

おとなしくて悪い意味での「優しい」役柄を演じられていました。

 

中川さんもインタビューの中で「柔らかい演技」を目指していると語られています。

 

でも、ブログでも取り上げさせていただいた2024年「伝説の頭 翔」におけるトンがった感じも良かったですよね。

 

===以降ネタバレを含みます。

 

藤野涼子さん演じる美枝子(=以下・ミエコ)、

青木柚さん演じる槙雄(=以下・マッキー)、

中川さん演じる永慈(=以下・エイジ)とします。

 

マッキーとエイジの恋人関係の中で、やや……多少なりと主体性のあるのがマッキーの方でした。

でもたぶん、突発的なことがなければ、エイジはマッキーに告白しなかったろうし、

マッキーはエイジに告白されなければ、告白はおろか自分の性自認を認めることもなかったと思います。

そういう意味でふたりは同類というか。

 

最初の方でミエコがトラブル抱えて「触わんな」、「男と関わりたくない」って言い放った時に、

マッキーが「ゲイならいいんか」ってセリフありました。

おそらく、マッキーはなんとなく無意識下の自覚があったと思うんですよね。

 

男性に嫌悪感を持つミエコがマッキーと仲良くなったのも、マッキーには男性由来の発信を感じなかったから。

マッキーもミエコみたいに可愛い子を全く好きになる気配がなかったこと。

二人がずっと良い友達だったのは、その答え合わせでした。

 

でもマッキーはそんな自分に無自覚ながらふんわり感じていても、

エイジに好きになられなければ、気づきはもっと後だったのかもなーと思います。

 

でも相思相愛になってからの二人は本当に仲睦まじくて。

それゆえ、エイジパパの反対から始まる、ヒビの入り方が本当に切なかったです。

 

 

 

中川大輔 さんの繊細な演技が光る

 

中川さんは本当、細かな演技が素晴らしかったです。

男にベタベタ触られるのが苦手なミエコが

エイジと初めて握手をする時、「えっ」って驚くくだり。

 

(何故この人との握手はこんなにも抵抗感持たないんだろう?)=性思考:男性だか

に至るまでの前段階として、短い時間に凝縮された説得力…

 

柱越しに覗き込むふんわりした感じとか少し肩を落とした佇まいとか、膝をさすさすする感じとか

「っぽさ」の感じの発信がすごく上手で。

 

マキオを徐々に好きになっていく過程が目線から伝わるってくる他、大きな体躯なのに線の細さ、繊細さが感じられて素晴らしかったです

あと絶対自分のお金で買ったのではないランクルとか、

絶対、いまだに家賃を親に出してもらってて、下手すりゃ仕送りまで貰ってない?みたいな他人への奢りっぷりとか。

家の別荘とか。すぐプレゼント送る感じとか……。

愛されて育ったええとこの坊ちゃんならではの優しさ、人の良さ、従順さ、慈しみ深さ。

反面としての、お坊ちゃんならではの気の弱さ、臆病さ優柔不断さ、甘ったれ根性みたいな弱点。

そういった人間性のレイヤーが上手に積み重なって描けていらしたと思います。