Xの方で大狼の「甘やかす」に関する解釈についてのお話を見かけたので

私なりの解釈を言いたいと書いてたら、長くなってしまいそうだったので

こちらで。

 

ドラマと原作のネタバレを含みますし、

 

ちょっと性表現にもつながることなので時間が経ったらアメンバーに隠します。

 

 

大狼の「甘やかす」の私の解釈。

 

 

鍵をかけていないので下げます。

 

 

私は、「甘やかす」は

 

「お前の心を満たす」

 

ということだと思っています。

 

 

 

ある程度時間が経ったので

 

原作から言葉を持ち出すなら、

 

結ばれた事後

 

「安心して指の先までぽかぽかする」

 

って加納の言葉があります。

 

 

 

私はこの「ぽかぽかする」って言葉が好きで

 

実はできればドラマでも使って欲しかったのだけれど

 

加納くんはご承知の通り、

 

不安になると病的に指先が冷たくなります。

 

それはつまり自己肯定感にも繋がることかな、と。

 

 

 

原作小説の中では常に加納の同性愛への不安が描かれていて

 

「俺は彼女がいた」ということを何度も持ち出しながら

 

自分は同性愛者なのかと

 

自身への問いかけを何度も何度も繰り返しているように思います。

 

 

▼頼り甲斐のある楽天Koboくんの「彼女」検索結果

 

なので大狼へも「そっちの性的指向があるか」

 

とても気にしているように思います。

 

 

 

それが故に、

 

原作でその行為に走る時、

 

「電気を消して」と何度もいい、

 

「頼み事」として

 

「これっきりでもいいから最後までして」と大狼にお願いします。

 

恥ずかしいこと以上に

 

大狼は最後までできないかもしれない

 

=俺を抱けないかもしれない

 

=こんな男の体なんて+そういう行為そのものへの不安

 

を考えて指先が冷たくなっちゃう

 

 

 

大狼との恋愛に関して、

 

終始不安が付き纏っているわけですが

 

あっちの大狼は甘かったので

 

終始安心感が得られた=愛されている自信が持てたからこそ

 

あっちのテーブルの上にはチョコレートがなかった。

 

チョコレートの変わりに鏡が二つとスタイリング剤?みたいな

 

自分の身を整える用具がテーブルに置かれていた訳で。

 

 

 

加納がチョコレート以上に

 

「指先をぽかぽかさせてくれたこと」

 

指の先まで温まるような自己肯定感を与えてくれた

 

「大狼に求められているという安心感が得られた」

 

それが「甘やかされた」という解釈です。

 

 

 

だから、「お前を抱ける」=行為そのもののことも

 

(これって40までにしたい10のことで同じく自己肯定感の低い雀に慶司が

「余裕で抱ける」といったことにも繋がりますが)

 

電気をつけていても興奮が冷めることなく、

 

無茶苦茶求めることも

 

一つの「甘やかし」だと思っているので

 

Xで解釈されていた方々の考えはどれも正しいように思えました。

 

 

 

【追記】

甘やかすは大狼発言なのに

加納視点から書いてしまいました。


ただ大狼は加納の自己肯定感の低さは

とても承知しているし

泣かせた「過保護な営業マン」へ嫉妬心を募らせ

「俺ならそんなことはさせない」

=不安にさせない

と宣言しているので、やはり

「安心させる」「満たす」の意味合いを込めていると考えたいです。







本日のみ一般公開記事とし29日以降は鍵をかけます。

 

お許しください。