10DANCEのネタバレ雑感を徒然なるままに書き記します。

ちょっと感想がまとまりきらない、自分のための整理メインなので

そのまま飛ばしてそっと閉じてやってください。

お目汚しすみません。

 

 

はじめに


「10DANCE」は、今現在、東京においては池袋駅、渋谷駅、六本木駅などの主要駅にその広告は大々的に展開され、女性誌、ダンス誌、エンタメ誌等……続々と掲載されています。

 

私はBLをメインテーマにブログを書いており、個人的に全肯定していますが、それでも家族とこの映画を見るのはやはり気まずいです。

 

町田啓太さんの上品な顔立ち、竹内涼真さんのドラマでのコミカルな演技から、この映画の大原則を忘れる方がいらっしゃらないよう、今一度強く訴えます。

 

本作はBL ボーイズラブです。

 

 

極論を申せば、ボールルームダンスを背景にしたBLが主軸であってダンス漫画ではないとすら思っています。

そしてそれ=BLが受け入れられない人(特に男性)がいることをしっかりと頭に入れておいた方が良いと思います。

 

社会現象に騙されて「そういや我が家もNETFLIX入っていたな」みたいに家族で見ると気まずいことになります。

この映画、性描写はないにせよ、それでも家族と見るには、気まずいと思います。

誤って受け取って欲しくないのですが、決して道徳的なことを論じたい訳でありません

道徳を論じる気も押し付ける気もないですし、道徳的には全く問題ありません

純粋に気まずい思いをするから気をつけて

それだけ刺激的な作品だよという前置きです。

 

何度か見たおして感じるのはやはり、

このドラマは腐女子に必要な糖分・栄養分、

腐女子のための優れた

ヒーリング&アビエント映像作品。

 

私はそう位置付けています。

180cmを超える高身長と高身長が体をぶつけ、魂を重ねて、唇を激しく絡めあう映画です。

その「二人の体当たりに圧倒される」という前提があって、受け止められる作品だと思っています。

 

原作ではちゅーちゅーしているし、鈴木はすぐ脱ぐしで

でも、Netflixさまの作る映画では。そんなんやらないで

お上品にまとめているだろうと思っていたけれど

その部分においては、きちんとトレースしていると言って過言ではないです。

よくぞここまでという思いですありがとう。

 

 

 

ファーストインプレッション

 

最初に見た感想はクライマックス以外は

Xでツリーの形でリアタイツイートしています。

 

▼言語化できていない私の挙動不審な様子

 

 

そしてこの映画を見終わって

最初に思ったのは「わーよくできたダイジェストだ」です。

 

映画は、魂を失ったような「黒のドレスの矢上房子(石井杏奈)」に化粧を施す杉木(町田啓太)から始まります。

この時点で原作を読んでいる人間には、なるほどそこの部分を核にするのか?みたいな宣言をされた気になります。

 

例えば、雪が降ってくる街中の片隅で、杉木(町田啓太)が踊るシーン。

鈴木(竹内涼真)が走っていてて、

 

「おっ?これは一晩中踊り明かすシーンやるか?」っていえば

 

やらない。(笑)

 

もう私の仲の心の岩永崇が「そうきますか」って言いまくるわけで。

 

モノローグで場面をつなぎ、

視覚効果のために丸の内線は地上に出て分からない方向へ走り、

あろうことか、ゴテゴテとあり得ないモールをつけて電車は走る。

いいんです。

ちょっと消化しきれない複雑な気持ちは芽生えましたが納得しています。

10DANCEのイメージ・サマリーとしてであれば。

 

だから全部見終えての感想は

 

本作は他に類を見ない非常に優れた原作ダイジェスト。

より本格的な本編は原作漫画でお楽しみください。

 

そういうことなのだと受け取りました。

 

いえ、不満など1mmもなく、本当にこれで十分以上、秀逸オブ秀逸です。

 

Netflix月額料金以上の価値と見応えが得られます。

 

 

「愛とは二つの肉体に宿るひとつの魂である」は本当にアリストテレスの言葉か

 

 

冒頭、アリストテレスの言葉からの引用で始まりますが、これ、実は出典がないんですよね。

正確には「ニコマコス倫理学」で、「有用性の友情」「快楽の友情」「徳(善)の友情」を論じていて

真の友情とは互いの善を願うことに根ざした関係であり、

それはまさにもう一人の自分を愛するかのような深い一体感であると述べていますが、

私はこの言葉より先の出典を探すことができませんでした。

 

とりあえず出典が英語のものは疑うようにしていますが本当に言ってたらごめんなさい。

 

最初から物言いをつけてしまいましたが、その引用から始まることが気になって

ちょっとその後の鈴木信也(竹内涼真さん)のモノローグがすんなり頭に入ってきませんでした。

 

 

短い時間で色々と背景をショートカット

 

とりあえず、モノローグ付近で、

 

✔︎この映画は1年の振り返りから始まること

✔︎鈴木信也(竹内涼真)は杉木信也(町田啓太)が当初嫌いだった

✔︎競技ダンスには10種類ある

✔︎10ダンスの説明

✔︎ポーカーフェイスの杉木信也 vs 喜怒哀楽(特に不愉快そうな)の表情が豊かな鈴木信也

 

の説明が終わります。

 

私たちは美しいダンスを見ていればいいので、とても良い時間の節約です。

冒頭のシーン、杉木と鈴木が群衆の中から頭一つ飛び出ていて、周囲から群を抜く存在を表現する感じも好きでした。

 

また、冒頭13分くらいに出てくる、鈴木信也の家のシーンは

土居志央梨さん演じる田嶋アキと鈴木信也の関係性を手っ取り早く説明する良い手法に感じました。

 

あと、あれですね、この場面は……「Hey!Siri!」(笑)

 

 

おふたりのストイックなボディと美しいダンスの数々をただただ享受する

 

 

叶うなら、家族と一緒ではなく、一人の時間に

なるべく大きな画面で、大きな音で見るべき作品。

もしこの映画が映画館で上映されればIMAXで上映されれば、

間違いなくお金を出して見に行きます。

 

結構、いろいろなツイートで予習した甲斐もあり、

あのポジション、あの角度、あのステップ、

それらが如何に難しいか、

その極めて難易度の高いことをしながら

当たり前のように自然な感じで指示を出したり、笑ったり

あまつさえ、互いへ欲情すらしているので

何処を切り取っても見応えしかない訳です。

 

また時にカメラは二人の尻を大写しにするもんだから、

それは作り手の癖なのか、

「お前らこういうの見たいんだろ?」

という挑発かに悩む訳ですが

もうこの際、開き直って享受してしまいましょう。

 

そして

 

あと一歩、足は退ける。

もう1° 、背を逸らすことができる。

もう少し、その先へ指先を伸ばせる

そんな演者の、

より美しく見せるための到着点への執念

私たちはこれでもかと見せつけられます。

 

そんな踊りをしておきながら

演者は互いを感じてるんですよ。

バッチリとエロティックに愛を育んでるんですよ。

 

本当に素晴らしい。

 

 

あんまりネタバレになっていないので

ネタバレを申せば、杉木(町田啓太)が鈴木(竹内涼真)にワルツを教えるため、初めてふたりでホールドをするシーン。

 

 

そして、その後、コーチ交代で

鈴木(竹内涼真)が杉木(町田啓太)にラテンを教えます。

 


原作では体にマーカーで体の軸を示し、うねりを可視化しますが

映画では、もうこれでもかと竹内涼真が筋肉のうねりを見せつけて

「ガイドラインなんて必要ねえ」ということを示してくれます。

こっちの方が「鈴木」らしいかなとすら感じました。

 

このうねる腰つきに杉木が惹き込まれていく様が見て取れて、

いっそ時間短縮なんですよね。魅了されるまでの経過が。

 

もうここが杉木側の(映画上の)始発点なのだと思えちゃうのが素晴らしかったです。

 

 

この部分でまだ全体の1/4の30分弱……

 

なんか長くなりそうな予感。

 

まー個人ブログなのでこのままダラダラやります。

 

 

鈴木が教えるラテン。拍子の取り方

 

ちなみに、拍子の取り方。

 

トゥー・スリー・フォー

トゥー・アン・スリー・アン・フォー

この「アン(&)」は裏拍子

 

 

 

「アン」は「エン」でも良かったと思うんですが、

鈴木が「エン」…とか言っちゃってると鼻につくようにも思いました。

 

トゥー・スリー・ニューヨークの方のNYはよく分からないですが

こちらも裏拍子をかねた掛け声なのでしょうね。


かっちりとした杉木と違う、自由な鈴木感じが見て取れるシーンです

 

 

この調子でぐだぐだ書くのかって?

頭の中でまとまりきらない情報量なので、

ぐだぐだ書いたり書き足したりしながら整理しようかと。(笑)

ほとんど自分のためなので、お目汚しすみません。

 

「ツー・スリー・ニューヨーク」のくだりの意味がわかったら書き足します。

 

 

ちょっと面白い見方

 

さすがネットフリックス様、実は

 

「日本語 - 音声ガイド」あります。

 

 

これ、意外と面白いですよ!

 

日本語字幕 + 日本語ガイド + そしてセリフ。

情報多いので、一回二回見てからの方がいいですよ。

 

1文字しか違わない二人の主人公を

 

「杉木」と「シンヤ」で読み分け

 

例えばラテンを教える時に「直線的な動きの杉木」というガイドが入ります。

 

 

「ピクチャーポーズを続ける」

 

 

えっ?何?ピクチャーポーズって何???

 

 

 

 

シガーをくわえ……

 

OK、煙草じゃなくてシガー ね!_φ(・_・

 

 

……なんて

新しい発見がありますよ!

 

一度ご覧になった方も

特に「お姫様になれましたか?」周辺のセリフは

是非一度音声ガイドで聞かれることをお勧めします。

 

 

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