日本映画専門チャンネルが

草川拓弥さんと樋口幸平さんがW主演を務める

オリジナルショートドラマ「こころ」を制作・放送。

 

オリジナルドラマ「こころ」は夏目漱石インスパイア作の模様

 

えっ?

体感予報の気象予報士・瀬ヶ崎 瑞貴

みなしょー(みなと商事コインランドリー)の湊 晃

 

どんな世界線????

そりゃ天気予報とコインランドリーは関係あるかもだけど!(ない)

少し気になっている作品です。

 

 

 

放映は

◾️12月8日(月)20:00〜20:35

◾️12月15日(月)20:40〜20:15

◾️12月16日(火)20:00〜20:35

 

もちろん日本映画専門チャンネルに加入する必要があります。

 

Amazonプラムビデオ「日本映画NET」14日間無料体験内で視聴できるかも?ただし「日本映画専門チャンネル」はCS放送などのテレビ放送特定のジャンル(日本映画)特化型チャンネルを指ず一方、「日本映画NET」は映画・ドラマ・アニメが見放題の動画配信サービス(サブスクリプション)なので見れない可能性も大。ロゴは同じなので同じ会社なはず。こちらに関しては現在確認が取れないようなので追って確認する予定です。

 

 

番組情報

出演 草川拓弥(超特急)樋口幸平夏子 
監督 中川龍太郎
原作  
脚本 伊里楚 中川龍太郎
放送年 2025年
時間 35分

 

 

オリジナルドラマ「こころ」あらすじ

 

中川龍太郎監督が文豪・夏目漱石の名作「こゝろ」から着想を得て作り上げる、

美しくも儚いショートドラマ。 

 

■「私」「彼」「彼女」3人の“こころ”の内の変化を描く

駆け出しの小説家である「私」(草川)が、妻である「彼女」(夏子)と出会ったのは、今から10年前、大学最後の夏だった。

私は彼女を、唯一の親友であった「彼」(樋口)に引き合わせる。

そのうちに3人は心のうち解け合った仲間になった。

その一方で金銭的な問題から「彼」と同棲をしていた「私」は、次第に「彼」の心の奥にある本当の「彼」を知ることとなり、3人の心情は徐々に変化していく。

“こころ”の内を知ってしまった「私」たちの現在を描く。 

 

 

この話はBLか

 

夏目漱石の原作自体微妙なのですが、一番気になるのは

オリジナルの「あらすじ」です。

 

というのも「私」と「彼」は原作たる夏目漱石の「こころ」では

「下宿先に彼を”引き取り””住まわせる”」のですが

当たり前ながら作品中、「同棲」という表現は出てきません。

この「同棲」という表現が気になるのです。

 

また「こころ」のメイン登場人物は

ざっくり言うと「私」と「先生」と「K」そして「お嬢さん」出てきますが、

上記あらすじを読む限りオリジナル「こころ」でいうところの「私」は

私ではなく「先生」であり、

「先生」と「K」と「お嬢さん」の話。

原作上の「私」は出てきません。

 

普通に考えればただの三角関係です。

 

けれど、再びあらすじに戻りますが

「次第に『彼』の心の奥にある本当の『彼』を知る」いう言い回しがあまりに意味深すぎます。

ただの三角関係に「本当の彼を知る」要素ってあんまり必要ないような。

 

 

そもそも夏目漱石の心にBL要素はあるか

 

では、大前提として夏目漱石の「こころ」にBL要素はあるのでしょうか。

こちらに関してはネットでも意見が分かれるところです。

 

私→先生 に関する、初恋のような憧憬の念は疑いようがなく

それは作品中にも出てきますが

それが「LOVE」なのかは、正直微妙です。

 

問題は「先生」と「K」の方です・

 

というのも「K」を下宿先に引き入れたのが割と「先生」の望むところだったから。

じっくり考えれば、大家の娘たる「お嬢さん」がいる下宿先にKを引き込まなければ

この話は結末までなことにならないと思います。

 

ちなみにBL要素論議で一番わかりやすい

「BL要素はある」という意見をyoutubeの中から見つけました。

 

▼論文?も含め、色々解釈や感想を見てきましたが一番わかりやすいものがこちらです。

 

うーん、JKの噛み砕き能力すごい。

 

 

中川監督のコメントを読んでみよう

 

■中川龍太郎(監督)コメント

学生時代から愛読していた夏目漱石の「こゝろ」にインスパイアされた物語を作れるということは、文学を愛する者として、恐怖でもあったのですが、挑戦し甲斐もありました。

自分の原点である「走れ、絶望に追いつかれない速さで」とも通底するモチーフでもあり、自分にとって特別な思い入れのある作品になったと感じています。

 草川さんは青い炎、樋口さんは赤い炎。本当に2人と心の奥深い部分から繋がり、語り合い、涙を流しながら、一緒に作品を生み出しました。

彼らの情熱は凄まじく、これからも仕事を共にしたいと思いました。

 

「走れ、絶望に追いつかれない速さで」も見てきましたが、

確かに「モチーフ」と言われて納得する部分はありましたが、

これを踏襲するならば「NOT BL」な気もします。

 

ただ、比較対象としてあらかじめ見るのもいいかなと思いました。

今なら

U-NEXTでは月額課金者無料

アマゾンプライムビデオで100円のようです(私は100円でした)

 

 

役者さんのコメントを読んでみよう

 

■草川拓弥(「私」役)コメント

夏目漱石の「こゝろ」を初めて読ませていただき、こんなにも重く苦しい世界なんだと驚きました。

「こころ」は、演じるシーンが多くはなかったので、限られた場面で全力を出し切らないと、その世界観は伝わらないなと思いました。 

本作では、中川監督とセッションしながら創ることができたのが印象的です。

監督が本気で向き合ってくださったおかげで、改めてお芝居に対しての向き合い方や、大切なものに気づくことができました。

また、「私」を演じるにあたって、樋口さんが演じる「彼」がいることが大切でした。

樋口さんとは、今作を通して、人としても役としてもぶつかることができました。 

本作のタイトルでもある“こころ”。

向き合いたいけど向き合えない。寄り添いたいけど寄り添えない。とても人間らしい作品です。

この作品が、視聴者の皆さんのこころにどのような影響を与えるかがとても楽しみです。ぜひたくさんの人に、こころに、観てほしいです。

 

■樋口幸平(「彼」役)コメント

「こころ」の台本を読んだとき、「彼」の気持ちを一番理解してあげたいと思いましたし、この作品に懸ければ一人の俳優として何か掴めるのではないかと思いました。

「彼」の中で、拓弥くんが演じる「私」がどれほど大きいものだったのだろうと考えれば考えるほど、美しく、苦しくなりました。

全力で向き合ってくださった拓弥くんには、本当に感謝しています。 

中川監督は、僕たちが演じる役をその空間に存在させるために、全力を尽くしてくださいました。

自分自身のこころを保ちながら役を演じるのは難しいことだと、深く理解されているからこそ、こころを大切にする雰囲気がチームに充満していました。

本当に素敵な現場でした。

 ラストシーンを撮って、カットがかかった後に初めて「立てない」と感じたほど、自分のすべてを出し切った作品になったと思います。とにかく役に向き合い続けました。懸けました。本当に観てほしいです。

 

  

【注意】「こころ」には12回の性描写があるというツイートはデマ、「月がきれいですね=I  Love you」も鵜呑みにしてはいけない

 

 

事実確認:こころには12回の性描写があるというツイートはデマ、

ついでに「月がきれいですね=I Love you」も極めて信憑性低いから気をつけて