徒然恐竜日記

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恐竜のことを好きに書いています。

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皆さん、ダイナモサウルスって知ってますか?

私は「聞いたことあるような、ないような…」くらいの浅い記憶でしか知りませんでした。

 

ダイナモサウルスは、ある恐竜と同属とされてしまったため、学名として無効になってしまった悲しい恐竜です。

ある恐竜というのは、一番有名な恐竜と言っても過言ではない『ティラノサウルス』です。

 

実はダイナモサウルスとティラノサウルスは、1905年の論文の中でそれぞれ別の恐竜として記載されていました。

が、翌年に「両方とも同じ恐竜だ」と分かり、論文の中で先に名前が載っていたティラノサウルスが学名として残ったのです。

 

そんなティラノサウルスの学名は「ティラノサウルス・レックス」と言います。

「ティラノサウルス」が属名、「レックス」が種小名と言います(名字と名前の関係をイメージをすると分かりやすいです)

長らくティラノサウルスの仲間には「レックス」というグループしか居なかったのですが、

2022年に新たに「ティラノサウルス・レジーナ(女王)」と「ティラノサウルス・インペラトル(皇帝)」という種類がいたかもしれない、という発表がありました。

こちらの学説は、まだすぐには受け入れられなさそうではありますが、今後、より詳しく研究が進めば認定されるかもしれません。

 

そしてここからが面白いところなのですが…

「ティラノサウルス・インペラトル(Tyrannosaurus imperator)」の種小名は、

じつは、悲劇の恐竜「ダイナモサウルス」の種小名、「Dynamosaurus imperiosus」と同じく”皇帝”という意味なんですね!

わずかの差でティラノサウルスに敗れて名前が残らなかったダイナモサウルスですが、

もし、「ティラノサウルス・インペラトル」が正式に認められると、奇しくも種小名で復活を遂げることになります。

 

 

 

120年弱の期間を経て甦る(かもしれない)ダイナモサウルス。

こういうエピソードも恐竜の魅力の1つだと思います。