「お父さん」になりたいボーイフレンド
夜7時半から始まった保護者会。
私の席のとなりに、腰掛けたレオニーちゃんの保護者らしい人が私に
「レオニーの父です。よろしく。」
と声をかけて来た。
あれ?なんかレオニーちゃんのパパとは顔が違うような?
太ったのかなと思いながらも、保護者会は始まる。
先生の話を一心にノートに書き写すレオニーパパ、
偉いなーと思って眺めていると、
レオニーパパはおもむろに、一枚の紙を取り出し、名詞サイズぐらいにちぎって
何かを書き始め、それをまた小さくたたんで
レオニーちゃんの筆箱に隠したのである。
「わー、レオニーちゃんに置き手紙しているんだ!おちゃめなお父さんだなー」
と感動した私。
家に戻ってから次女に
「ね、レオニーちゃんの筆箱に、お父さんからの置き手紙があるから、明日レオニーちゃんが気付かなかったら「「あれ?これなんだろう??」」ってレオニーちゃんに教えてあげてね!」
と話しました。
さて、翌日、帰宅した次女に
「レオニーちゃん、メモに気付いた?」
と聞くと、
「気付いていたよ」
とのこと。
「なんて書いてあったって?」
と聞くと、
「字が汚くて読めなかった、だって!」
と。
しかも、このレオニーちゃんパパ、ママ友によると
まだレオニーママ(シングルマザー)のボーイフレンドなのであって、お父さんではないのだとか。
それでも、保護者会では
「子供に携帯電話を持たせたいんだけどウンヌン」とか
「私は子供が4人いるから(レオニーちゃんを含めて)、みんなの世話をするのが大変なんだウンヌン」
とそれはそれで熱心で、微笑ましかったんだけど
でも、そんな彼の達筆は
「字が汚くて読めなかった」
ので、決して読まれる事はなかったのである。
父親への道のりは、まだもう少しあるのかな?
がんばれー、と思うのでした。